息子の部活動🏀も二年目となり三年生が引
退したこの時期は二年生が主体となる。
今年度は去年とは状況がうって変わって、
周辺にある中学校の選手層がかなり厚くな
っていて、これまでの練習試合などで苦戦
を強いられていた経緯もあり、
週末に行われた新人戦でも分が悪かった。
彼らなりに精一杯頑張ったと思うが、残念
ながら一勝も出来ず惨敗を喫してしまった。
息子は準レギュラーのため、出番はスポッ
トであったが、この間に得点をするなどの
目立った活躍は出来なかった・・・。
肩を落として帰宅した後、
息子は何も言わず部屋に直行した・・・。
気になって扉を開けると泣いていたように
は見えなかったが、学習机に突っ伏してい
た・・・。
事情を聞いたら、息子が声を震わせて
『負けたことが悔しかった』
と言った。
また、『自分が上手く動けなかったから、
連携も悪くなった。相手とチームメイトの
動き方の癖から自分はこう動くべきだった』等々、自分なりの分析と反省の言葉もポツ
ポツと吐露していた。
日頃の息子は感情をあまり出さず、部活も
適当にやっているのかと思っていたが、
彼なりに真面目に取り組んでいるからこそ、
悔しい気持ちが芽生えたのだと思う。
結果は勿論、大事なことだとは思うが、
『負ける』という経験も同じくらい大切な
事だ。
真剣にスポーツをする意義とはこういうと
ころにもあると改めて感じる。