僕にとって墓参りは盆暮れや彼岸にだけ行う” 特別行事 ” という意識があまりない。

なぜなら、墓は三ヶ所に点在してはいるが、何れも母屋(隣は我が家)の間近にあるからで、大袈裟に「行く」というよりは、「寄る」という感覚で今日のようにシーズン以外でも時々寄っている。


田舎ってのもあるからか、庭や墓のある裏山、畑の脇などで自然に生えて咲いている花々を途中で摘んで持って行ったり、線香も持たず、ただ手ぶらで行って軽く手を合わせるだけの時もある。


まぁ、うちは名門の筋でも何でもない昔からの農民だが、この地で随分長く暮らしているようで、そのせいなのか、あっちこっち墓だらけ(笑)


でも、墓参りすると、

なぜか心がいつも落ち着く。