『トヨタ・ミライ』は水素で発電しモータ

ーを駆動して走るフューエルセル車(FCEV)。

(画像はお借りしています)
まだ今は5人以上乗せる機会がある為、5人
乗り車をすぐに購入することは出来ないが、
最近年齢的にもセダンに乗りたいと考える
ようになってきた中でクルマ変態的を自負
する僕の目に現行ミライ(JPD20型)は魅力
的に映る。

◯排出されるのは水だけでCO2はゼロ

◯燃料(水素)補給時間はガソリンを給油す
 る時間とあまり変わらない

◯水素満タンにしたとしての費用は
 約6,000円〜7,000円くらい

◯航続距離はカタログ値850km、
 (正味だと約600kmくらいか?)

と、いい事ずくめに見える。


しかし、

◯燃費はガソリン車で言うリッター換算で
 10km程度だし

◯燃料(水素)補給が出来る場所は全国で百
 数十か所しかないし
 (こちら地方では県内に1箇所しかない)

◯電気自動車と比べて航続距離で対峙でき
 ても、一回の水素補給にかかる費用で電
 気自動車なら何倍もの距離走れる計算に
 なるし・・・

更に去年、現行クラウンシリーズに追加さ
れたセダンに、遂にフューエルセル車が追
加されてしまったことで、ミライだけのア
ドバンテージがなくなってしまった・・・

・・・ということなどから、
今では話題に登ることも無くなり、地味な
存在でハッキリ言って売れてない。

おかげで中古車価格が大幅下落となり、2年
落ちくらいで低走行距離にも拘らず、新車
だと、大体750万円くらいするクルマが、
安いものなら280〜300万円〜程度の値段で
手に入るという有り様だ。

こんな調子では正直、未来(次期型)のミラ
イが存在する余地はあるのだろうか?など
と、ダジャレのようなことを言いつつも本
気で不安になってくるが、トヨタはまだ多
分フューエルセルを諦めないと思うので、
次期型がどんな手を打ってくるか?と、前
向きな期待をしておきたい。

さて、そんな『売れてないミライ』だが、
僕がそれでも欲しがるのは、電力を外部か
ら供給しているただの電気自動車と違い、
車内部で発電し、モーターを駆動して走る
というその先進性が魅力的で最近のクルマ
には珍しく、夢を感じさせてくれるからだ。

今のところ少数派であるフューエルセルだ
が、ミライはオーソドックスで使い勝手が
良いセダンタイプであり、更にFRレイアウ
ト採用で走りも楽しそうだ。

まぁ、欲を言えばフロントフェイスがもう
一捻り欲しいとは思うが、全体のシルエッ
卜は悪くない。

新車で約750〜の高級セダンを半額以下の
300万円で買って、水素の補給にヒヤヒヤ
しながら(笑)数年乗ってみるという楽しみ
方は大いにアリだと僕は真剣に思っている。

(画像はお借りしています)

ま、買った時は報告します(笑)