
喉の調子が良くなくて

随時、怒鳴り声のように雄叫びを上げて
「5番〜!!」「つま先〜!!」「顔ぉ〜!!」「ガオぉ〜っ!!」
ドスの入った凄みのある声で

「何回も同じことを注意されるのは良くない!今こうやって、同じこと注意されてるその時間の無駄なこと、せっかく、注意する時間を作って練習して、癖をやり方を直してるのだから、やりにくくても少しでも正確な位置になるように何度もトライしなきゃ〜」
なんて、注意しているその声も途中であまりのお喉の痛みに



ぜぇぜぇぜぇ〜で、ございますぜぇ、、、
なかなかね、その癖、直らないのは分かる。
もはや
治らない〜という感じなのも分かる。
けど、まだまだ、直る、治る、変われる

だから、頑張ってほしい
それぞれ本人たちが勝手に欠点って思っているような
例えば、、、
足が短い。腕が短い。頭が大きい。首が短い。猫背。肩が上がる。股関節が内股。足首が硬い。膝が出てる。地黒色黒。音痴。太りやすい。目が小さい。鼻がでかい。眉毛が濃い。体毛が全身もじゃもじゃや〜

とかね、もう書いたら書き切れないくらい
人それぞれ気にして、いろいろあるのよねん
そう、有りすぎるわけ

中には、他人から見ると何のこっちゃ!?
と思えるようなことで、気にしていたり困っていたり
そりゃ〜いっぱいある。
でもね、それをチャームと自分のいっときのチャームポイントと思って付き合って行って、良くなっていって欲しい

すぐにでも直して欲しい〜と書きたいですよ
すぐに直るなら
すぐに直せないからこうなってるのだ。
何もね、パッと言ってパッと出来るものは、それはもはや注意というか
鍵持った?忘れ物ない?お醤油の蓋閉めてね?的な日常の注意。
私が言っているのは、そうではなく
なかなか直りにくい身体の癖や骨格やなかなか直すことが困難で時間がかかるもの
注意すれば本人も焦るし傷つくし開き直るし
そうなると
これまた練習しないんだ〜


やらないんだ〜

トライしないんだよね〜

そうそう、プライドが邪魔して出来てない自分を人前で晒したくないんだよね〜

うん、うん、ハイハイ!頷くだけで
2〜3回くらいしかやらない。


いっときのチャームだと思って、恥ずかしくないから、頼むから、練習して、癖直すことに努力して!!
昨夜は、お稽古の後の空き時間のこと
Rクラスのななちゃんが
そうだな〜数にして100回までとは言はなくても50〜60回はトライしてピルエットを練習していました。
そのうち4回は尻餅ついて転びましたが
「はい大丈夫!お尻がクッション」と私が間髪入れずに声をかける

本人もそして、姉の百音ちゃんも周りも声援と笑顔。
何度も何度も立ち上がり、練習している姿を見て
本当に嬉しくなりました





随分変わったな〜
はじめて指導したのは、今からかれこれ4年前
まだ、Cクラスの水色のレオタード
懐かしい今思うと可愛いエピソード。時間に遅れると途中で稽古場に入ってくるのも嫌で帰ってしまう〜ということがあったのか、お稽古途中で気付くと私の携帯にお母様から沢山のmail

すごく心配していたご様子
ん?
えっ?
そうなの?
そこではじめて知る私でしたが
いえいえ
「遅れてすみません!」と急いで走ってきましたし、笑顔で体慣らしをした後にお稽古に参加していました。


大丈夫。
遅刻はたしかにあまり良くは有りませんが
それでも、遅れてでもお稽古に来たい!参加したい!という気持ちに
次回は遅刻なしじゃ
と思いつつもお稽古したい!というその気持ちを大切に大事にしてあげたいと思ったものです。
今の生徒たちにも同じ気持ちがあります。
昨夜は、車が渋滞にハマって遅れて来た迫間さんもストレッチをしてから、体慣らしをして、途中参加。
〜遅刻厳禁〜
としたい厳しいストイックなお教室でも有りたい反面、我が校にはT.A.バレエのお稽古にクラスにレッスンに何としても参加したい!稽古場の空間にいたい!という生徒が本当に多いのも事実。
本当は遅刻はダメなものですが、今は子供達、生徒たちの気持ちを優先にしていること
ご父兄様方、どうかご理解して頂きたいと思っています。
だから、遅刻したって別にいいんだ〜!という訳でもないこともご理解願いたいです

昨日は、何度も何度も挑戦するななちゃんの姿を見て、再び変化の時を感じました。
本当に嬉しかったぁ〜





まるで、初陣にでも行くような凛とした若武者のような感じに←先生何言ってんの?この例え、、、と思われるかもしれませんが
何度転んでも立ち上がるその雄姿。とても、清々しいものを感じ取れました。
頑張れ〜


お気軽に
