
均等の良い体型
顔や頭が小さくて、首が長くて、手足が細長くて
筋力がついてても細く、しなやかで強く、容姿端麗で〜と理想を言い出したら、もぉーーーキリがない

でも、筋力もなく痩せ過ぎてしまっていて、それもいろいろと鍛えていく上で困ることもあるけれど
やはり、どうしても普通に逞しく育った健康優良児より
普通平均よりも少し痩せ気味の、体重軽め、それが実際には動きやすく踊りやすく綺麗に見えてしまうのが現実だったりもするのです。
細く長いだけではなく身長も高く、美しい

発表会の練習が立て込んでいて、なかなかお話しする機会もなく、ご報告がちょっと遅くなりましたが、新国立劇場研修所 見事合格し
この春から予科生となります。

12月のオーディション前日
仙台から来て

到着したばかりだというのに、友魅先生のところでお稽古したい〜と夜のレッスンにわざわざ受けに来てくれました。



明日は大事なオーディション、栄養満点たっぷり食べてゆっくり寝て休みましょう〜というのではなく、何よりもお稽古を!!という
こういった常日頃の頑張りや努力が実り、合格にも繋がっていくものだと思いました。

やはり、ちょっとのことでは休まず、頑張ることの大切さを感じます。
私としては、そんなことありませんよ!太めでも体重が重めでも
何かあったらしっかり満腹に食べて、栄養つけて、ゆっくり休んでへっちゃらです
とは、やはり言えないのが現状です。だって、そんなことは絶対にないのです


体が重くて自分の足を支えることが出来ないのに、トウシューズを履き出していると、その原因による怪我が必ず出て来ます。
中学生の頃から

なかなか



お勉強も大変になる頃、食欲も増す年頃、お年頃に身体も変化する頃、それなのに
練習時間も多くなり、習って取得していく内容もやってることも難しくなってテクニックが入り、どんどんハードにもなります。

蓄え満タン逞しく育った上半身、それを支える足首は悲鳴をあげてしまう、、、
では、練習時間を多く取らず〜となると必ず太る上に筋力も落ちます。
だからと言って、ガリガリに痩せて欲しい〜ということでもありません!
少し体重を落として搾って欲しい〜と親御さんに相談することも正直、何回かそのような場面があり、私をはじめ、T.A.バレエのスタッフ達で話し合った結果、親御さんや本人にそのようにお話しするようなこともあります。
とても、難しい問題ですよね

今まで、実家の橘バレエ学校 仙台教室や他にも幾つかのバレエ教室のお手伝いや教師、ゲスト講師などをしてきた私ですが
いろんなケースがありました。

一番多いのは、親の知らないところでのおやつ、間食やお菓子を無制限に多く食べてて、そのあと親御さんはつゆ知らず、ちゃんとしたバランスの取れた食事をさせたとしても
どうしてもその前に食べたお菓子などが蓄積されていく

また、親が監視しておやつを減らしても影で内緒で食べてしまう子のケース
この場合、久しぶりに用事がありバレエ教室に寄って我が子のレオタード姿を見て驚き
「うちの娘〜お尻、お腹、太ももどうしちゃったんでしょう」
いえいえ
お母さん、私どもバレエ教室スタッフ一同、一体どうしたんだろうね〜と話してたんですよ、、、

とまぁ〜こんなこともありました。
また、その逆で、こちらは、相談も何も出来ないケース
正直、可哀想なのは生徒、その子本人となる話なのですが、どんなにこちらが少し体重を落として〜搾って〜と言っても
栄養を考えて食事はしています。
いいえ!うちの子は太っておりません!
と、否定する親御さんの時には、もうどうして良いのかこちらも何も出来ません、いつか怪我をするのではないかと不安いっぱいです。
挙句の果てには、うちの子は痩せています!と言い張り、さらには
「可哀想に〜先生たちにそんなことまで言われて〜」と何かにつけて親が食べ物を余計に与えてしまう
脚の怪我や膝、足首を心配しているのに、まるで、失敬な!失礼な!みたいな、、、
もう、こうなってしまうと私たちは余計なことは言うまいと、何もアドバイスをしてあげること出来なくなります。
本当に
どこまでそれを話し、相談し、どうやって少し搾っていくのか

やはり、親御さんと私どもとの信頼関係が必要になるのかな?と思います。いらないプライドを捨てて、腹を割って話せたらそういった問題も解決出来るのではないでしょうか、、、
いろいろと私も考えてしまいます

今のバレエ界は、どちらかと言うと高身長の手足の長い方が良い
これからの子供達は、バレエだけの理由でなく
身長も伸ばしてあげたいし、本当に世界に通用する人になって欲しい〜という気持ちは親の誰にでもあるものではないでしょうか?
未来に羽ばたく子供達は、地球の財産だ!!
勿論、小柄な方でも素敵で立派な人は、世の中にはたくさんいらっしゃいますし
バレリーナに関して言えば、小柄な皆さんは妖精のように〜華奢で繊細で軽やかです

現役の小柄なバレリーナに関して言えば、決して逞しく健康的でふくよかに太っていて重いという方はお見かけいたしません
うちの娘たちも1人は155cmくらい、もう1人は160cmくらい
あと、せめて2〜3cm伸びて欲しい、、、
私も高校生の母親なので、先々のことを思うともう少し伸びて欲しい〜など
いろんなことを考えてしまいます。
さて
こちらは、パリ・オペラ座バレエ学校の体重のようです。

私も16〜17歳の時には、身長が157〜158cmで、体重は今とは大違いの37〜38kg
注)今は、現役ではありませんので全くもって違いますのでお許しを、、、
未来ある子供達エンジェルACクラス
これから、まだまだ、身長も伸びます。
でも、Rクラス以上になったら、今はまだ細い中学生だとしても、お尻や太ももが少しずつ
あれ
ん?

となってきましたら、間食を減らしたり、おやつを考えたり、食べる時間を注意したり、もしくは、いつも以上に頑張って汗かいて練習してお稽古する

Rクラス以上となるとトウシューズを履く機会も増えてきます。練習量自体も増えますから、身体が重いと怪我に繋がるのです。
発表会で男性と踊り、リフトされたり〜ということもありますから、夢を描きながら考えて行っていただけたら〜と思います。
ちなみに、この場を借りてお話しさせて下さい。
我がT.A.バレエのRクラス中学生たちは、学校のテスト期間以外、余程のことがない限り、お稽古
レッスン
リハーサル
本当に驚くほどお休みいたしません




バレエに来ると楽しい〜といつも笑顔でお稽古場に来てくれます。そうゆう中学生のもと、後輩にあたる小学生たちも熱心で、今日はAクラスの生徒が1人、中耳炎になったとのこと
お休みの連絡かと思いきや

「耳鼻科に来ていますが遅れます〜」と
それならお休みしても〜と心配いたしましたが、お稽古に行きたい!という子供のことを見守れるお母様も立派だなぁ〜とつくづく思いました。
また、Bクラスの男の子は
「予防接種を受けた後少し身体がダルくなってしまったのでお休みします。でも、金曜には振替でレッスンを受けたいから〜」と連絡が、、、
そうです。生徒たちは休まない生徒も多いですが、休んだ分をしっかり振替して、お稽古に来てくれる生徒が多くいるのも
T.A.バレエの特徴の一つかもしれません

2月は、見学のみとなっております。

3月は発表会間近となっておりますので
4月の体験申し込みをお待ち下さい。