大正・昭和・平成・令和。4つの時代を超えて引き継がれ、

いよいよ100回目の継走。今年2024年も東海道箱根路を舞台に、

学生ランナーの熱き戦いが繰り広げられます。

 

今日1月2日火曜日、東京都千代田区大手町の

読売新聞東京本社前をスタートし、神奈川県箱根町の

芦ノ湖を目指す「SAPPORO新春スポーツスペシャル・

第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024箱根駅伝)」の

往路のレースが行われました。

 

昨年2023年の第99回大会でシード権を獲得した10大学、

昨年2023年10月14日土曜日に開催された予選会で

純粋に各大学の上位10人の合計タイムによって

出場権を獲得した13大学合わせた合計23大学が出場。

全230人の学生ランナーが、東海道箱根路に挑むことになります。

 

今年2024年の第100回大会は、

4年ぶりに沿道での声出しでの応援が復活。

また、100回記念大会ということで、

例年だと単独大学チームは20大学ですが、

3大学多い23大学が出場。さらに、

関東学生連合チームを編成しない大会となります。

そんな中での開催となる今年2024年の

第100回大会。それでは早速、

今日行われた往路のレースの成績と、

1区から5区までの区間賞を記すことにしましょう。

 

■第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024箱根駅伝)

 

 ※往路成績

 優勝:青山学院大学[東京]・5時間18分13秒[往路新]

 2位:駒澤大学[東京]・5時間20分51秒[往路新]

 3位:城西大学[埼玉]・5時間21分30秒

 4位:東洋大学[東京]・5時間25分19秒

 5位:早稲田大学[東京]・5時間26分05秒

 6位:國學院大學[東京]・5時間27分07秒

 7位:創価大学[東京]・5時間28分08秒

 8位:大東文化大学[東京]・5時間28分54秒

 9位:法政大学[東京]・5時間29分03秒

 10位:順天堂大学[千葉]・5時間30分17秒

 11位:国士舘大学[東京]・5時間30分20秒

 12位:帝京大学[東京]・5時間30分23秒

 13位:中央大学[東京]・5時間30分35秒

 14位:駿河台大学[埼玉]・5時間30分51秒

 15位:山梨学院大学[山梨]・5時間31分05秒

 16位:東海大学[神奈川]・5時間31分33秒

 17位:立教大学[東京]・5時間31分37秒

 18位:中央学院大学[千葉]・5時間31分42秒

 19位:日本大学[東京]・5時間31分51秒

 20位:東京農業大学[東京]・5時間33分33秒

 21位:日本体育大学[東京]・5時間35分35秒

 22位:神奈川大学[神奈川]・5時間35分50秒

 23位:明治大学[東京]・5時間37分21秒

 

 ※区間賞

 1区(21.3km):篠原 倖太朗(駒澤大学)・1時間01分02秒

 2区(23.1km):黒田 朝日(青山学院大学)・1時間06分07秒

 3区(21.4km):太田 蒼生(青山学院大学)・59分47秒

 4区(20.9km):佐藤 一世(青山学院大学)・1時間01分10秒

 5区(20.8km):山本 唯翔(城西大学)・1時間09分14秒[区間新]

 

今年2023年の第100回大会の往路も、

優勝候補が順当に上位争いをする展開で、

当初は2年連続で学生3大駅伝3冠を目指す

駒澤大学が圧倒的な強さを見せるかと思われましたが、

その駒澤大学の2年連続の学生3大駅伝3冠に

待ったをかけたのは青山学院大学でした。

 

駒澤大学としては、1区の篠原倖太朗選手の区間賞の快走で

勢いに乗りたかったところでしたが、2区の鈴木芽吹選手が

区間2位ながらもやや失速。2区を終えて2位の青山学院大学は、

3区で太田蒼生選手が駒澤大学の佐藤圭汰選手を抜いて

トップに立つと、その後は完全に青山学院大学の独走態勢に。

1区で9位と出遅れた青山学院大学でしたが、

2区以降の選手が区間2位以内の快走で

しっかりとまとめて往路優勝。往路優勝タイムの

5時間18分13秒は、もちろん往路新記録で、

大会史上初めて5時間20分を切っての往路優勝でした。

 

一方、往路を終えて2位の駒澤大学は、

1位の青山学院大学から遅れること2分38秒。

ただ、往路2位の5時間20分51秒も往路新記録で、

明日1月3日水曜日の復路での挽回がなるのか、注目です。

 

なお、5区の区間記録ですが、区間2位の若林宏樹選手

(青山学院大学)の1時間09分32秒までが区間新記録でした。

 

明日1月3日水曜日の復路は、

トップの青山大学が8時にスタートを切った後、

2位の駒澤大学から7位の創価大学までは、

差が10分以内なので時差スタートし、その後8時10分に、

8位から23位までの16大学が一斉繰り上げスタートします。

 

とにかく明日も、各選手が万全の状態でレースに臨み、

アクシデントもなくしっかりと走り切ってほしいものです。


2年ぶり6回目の往路優勝を果たした青山学院大学が、

復路でもトップを譲ることなく逃げ切り、

2年ぶり7回目の総合優勝を果たすのか。

それとも駒澤大学が逆転劇を演じ、

2年連続9回目の優勝並びに

2年連続での学生3大駅伝3冠を達成するのでしょうか。

 

明日1月3日水曜日に開催の復路。果たしてどんな展開に・・・。