昨日12月30日土曜日、静岡県富士宮市宮町の
富士山本宮浅間大社をスタートし、静岡県富士市中野の
富士総合運動公園陸上競技場にゴールする
7区間43.4kmのコースで、「SUZUKIスポーツ
スペシャル・第18回全日本大学女子選抜駅伝競走
(2023富士山女子駅伝)」が開催されました。
今年2023年の第18回大会は、4年ぶりに
応援に関する自粛や規制が無くなり、
完全に本来の大会に戻っての開催でした。
もちろん自分は、昨年2022年の第17回大会に続き
2年連続でフィニッシュ地点である静岡県富士市中野の
富士総合運動公園陸上競技場に足を運んで観戦しました。
昨日12月30日土曜日の静岡県富士宮市並びに
静岡県富士市の天気は共に「晴れ時々曇り」。
日中の最高気温は、静岡県富士宮市が14度・
静岡県富士市が15度ということで、
日差しの下では温盛が感じられ、観戦する上では
まずまずの気象条件となり、レースの開催の上でも
まずまずの気象条件となりました。
その中で開催された今年2023年の第18大会。
6年前の2017年の第12回大会から5区のコースが
一部変更となり、総距離が43.4kmに。
新コース7年目となった今年2023年の第18回大会ですが、
早速、総合成績と区間賞を記すことにしましょう。
■第18回全日本大学女子選抜駅伝競走(2023富士山女子駅伝)
●総合成績
優勝:名城大学[東海](愛知)・2時間22分42秒
2位:日本体育大学[関東](東京)・2時間24分04秒
3位:大東文化大学[関東](埼玉)・2時間24分24秒
4位:立命館大学[関西](京都)・2時間25分13秒
5位:大阪学院大学[関西](大阪)・2時間26分23秒
6位:城西大学[関東](埼玉)・2時間26分37秒
7位:拓殖大学[関東](東京)・2時間26分59秒
8位:東北福祉大学[東北](宮城)・2時間27分01秒
9位:大阪芸術大学[関西](大阪)・2時間27分29秒
10位:中央大学[関東](東京)・2時間27分34秒
11位:全日本大学選抜・2時間28分07秒
12位:関西大学[関西](大阪)・2時間28分49秒
13位:玉川大学[関東](東京)・2時間29分09秒
14位:立教大学[関東](東京)・2時間30分19秒
15位:城西国際大学[関東](千葉)・2時間30分35秒
16位:順天堂大学[関東](千葉)・2時間31分01秒
17位:東洋大学[関東](東京)・2時間31分47秒
18位:亜細亜大学[関東](東京)・2時間32分28秒
19位:中京学院大学[東海](岐阜)・2時間32分35秒
20位:東京農業大学[関東](東京)・2時間32分59秒
21位:筑波大学[関東](茨城)・2時間33分17秒
22位:関西外国語大学[関西](大阪)・2時間33分32秒
23位:神戸学院大学[関西](兵庫)・2時間35分30秒
24位:静岡県学生選抜・2時間38分13秒
●区間賞
1区(4.1km):柳樂 あずみ(名城大学)・13分01秒
2区(6.8km):米澤 奈々香(名城大学)・20分57秒
3区(3.3km):山田 未唯(名城大学)・10分09秒
4区(4.4km):石松 愛朱加(名城大学)・14分08秒
5区(10.5km):サラ ワンジル(大東文化大学)・34分15秒
6区(6.0km):増渕 祐香(名城大学)・19分27秒[区間新]
7区(8.3km):新井 沙希(拓殖大学)・29分48秒
今年2023年の第18回大会も、名城大学が1区からずっと
トップをキープし、2位以下の大学の猛追を寄せ付けませんでした。
1区の柳樂あずみ選手から4区の石松愛朱加選手まで
4区間連続で区間賞を獲得し、2位以下との差は大きく広がるばかり。
7区間中5区間で区間賞を獲得する見事なレースぶりでした。
6年連続6回目の優勝に加え、大会史上初の6年連続の
2冠を達成したわけです。
自分が応援していた立命館大学は、1区の太田咲雪選手が
区間3位と粘りを見せ、2区の村松灯選手、
3区の小林朝選手が区間2位の好走を見せるも、
最終的に4位入賞がやっとという結果に。
自分は、閉会式終了後、立命館大学の報告会の一部始終を
間近で見て、4位という結果をどう捉えているのか
確認したのですが、10月29日日曜日の
宮城県仙台市での「第41回全日本大学女子駅伝
対校選手権大会」にしても、今回の「第18回全日本大学女子
選抜駅伝競走(2023富士山女子駅伝)」にしても、
あくまで「優勝」という2文字を目標として
頑張ってきただけに、メンバー入りした選手を含めて
部員全員の表情はかなり硬いと感じましたね。
報告会の中で特に印象的だったのが、杉村憲一監督の
言葉で、その内容は、「今回の4位という結果、
選手はもちろん悔しいと思います。ゴールした後、
すぐにグラウンドをあとにしようかと思ったのですが、
選手達にはあえて、名城大学の優勝インタビューを
見届けさせました。そして、悔しい思いを
より一層実感させ、[お前たちが来年、あの場所で
インタビューをされるように頑張るんやぞ!]と
言い聞かせました。」というものでした。
自分も杉村憲一監督の言葉を聞いていて、
「来年こそは優勝を奪還してほしい。」と思いましたし、
「かつて常勝軍団だった時期をもう一度見させてほしい。」と
思いましたね。自分は今後も、立命館大学がかつての輝きを
取り戻してくれることを期待しつつ、応援していきたいと思います。
「第18回全日本大学女子選抜駅伝競走(2023富士山女子駅伝)」は、
名城大学の6年連続6回目の優勝と6年連続の大学女子駅伝2冠で
幕を閉じました。改めて、名城大学の選手の皆さん、
そしてスタッフの皆さん、「全日本大学女子選抜駅伝競走
(富士山女子駅伝)」の6連覇と6年連続の大学女子駅伝の2冠、
本当におめでとうございます。