今日11月26日日曜日、宮城県宮城郡松島町磯崎字浜の

松島町文化観光交流館前をスタートし、宮城県仙台市

宮城野区宮城野の弘進ゴムアスリートパーク仙台にゴールする

6区間42.195kmのコースで、「東京エレクトロン

スポーツスペシャル・第43回全日本実業団対抗女子駅伝

競走大会(クイーンズ駅伝in宮城2023)」が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年2023年の第43回大会は、新型コロナウィルスが

5類に移行になったことに伴って応援における規制が撤廃され、

4年ぶりに声出しの応援が復活。スタート地点付近

並びに沿道はもちろんのこと、フィニッシュ地点の

弘進ゴムアスリートパーク仙台でも有観客での

応援が復活しました。もちろん自分は、

4年ぶりに弘進ゴムアスリートパーク仙台の

メインスタンドに足を運び、競技場内の

大画面ビジョンや持参のワンセグテレビと

ワンセグラジオでTBC東北放送テレビの

映像並びに音声による情報を得ながらレースを観戦しました。

 

早速、総合成績と区間賞を記すことにしましょう。

 

■第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会

     (クイーンズ駅伝in宮城2023)

 

 ※総合成績

 優勝:積水化学[東日本](千葉)・2時間13分33秒

 2位:JP日本郵政グループ[東日本](東京)・2時間14分58秒

 3位:パナソニック[東日本](神奈川)・2時間15分01秒

 4位:資生堂[東日本](東京)・2時間15分07秒

 5位:ダイハツ[関西](大阪)・2時間15分57秒

 6位:第一生命グループ[東日本](東京)・2時間16分27秒

 7位:天満屋[中国](岡山)・2時間16分29秒

 8位:岩谷産業[関西](大阪)・2時間16分34秒

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 9位:三井住友海上[東日本](東京)・2時間17分47秒

 10位:エディオン[中国](広島)・2時間17分48秒

 11位:ユニクロ[東日本](東京)・2時間17分52秒

 12位:ルートインホテルズ[東日本](東京)・2時間17分53秒

 13位:スターツ[東日本](千葉)・2時間19分05秒

 14位:大塚製薬[関西](徳島)・2時間19分19秒

 15位:ユニバーサルエンターテインメント[東日本](千葉)

                  ・2時間20分14秒

 16位:九電工[九州](福岡)・2時間20分17秒

 17位:京セラ[九州](鹿児島)・2時間20分23秒

 18位:しまむら[東日本](埼玉)・2時間20分26秒

 19位:日立[東日本](茨城)・2時間20分48秒

 20位:センコー[関西](滋賀)・2時間21分10秒

 21位:ニトリ[東日本](埼玉)・2時間22分57秒

 22位:ヤマダホールディングス[東日本](群馬)・2時間23分15秒

 23位:ワコール[関西](京都)・2時間23分23秒

 24位:キャノン[九州](大分)・2時間23分48秒

 25位:豊田自動織機[中部](愛知)・2時間23分54秒

 

 ※区間賞

 1区(7.0km):五島 莉乃(資生堂)・21分27秒[区間新]

 2区(4.2km):山本 有真(積水化学)・13分13秒

 3区(10.6km):廣中 璃梨佳(JP日本郵政グループ)・33分04秒

 4区(3.6km):アグネス ムカリ(京セラ)・10分45秒[区間新]

 5区(10.0km):高島 由香(資生堂)・31分48秒

 6区(6.795km):大東 優奈(天満屋)・21分21秒

 

レースはスタート直後の1区で五島莉乃選手(資生堂)が

いきなり飛び出し、後続との差を引き離して資生堂が

早くも独走態勢に。大会連覇が懸かっていた資生堂は

2区で井手彩乃選手が区間5位の力走で

トップをキープしますが、3区の一山麻緒選手が区間20位と不調。

後続から追い上げてきた廣中璃梨佳選手(JP日本郵政グループ)と

佐藤早也伽選手(積水化学)に抜かれて3位まで順位を下げます。

トップ争いは積水化学とJP日本郵政グループの

鍔迫り合いにによるものに変わり、第3中継所手前で

佐藤早也伽選手(積水化学)がスパートしてトップで

第4区の佐々木梨七選手に繋ぎます。その後、

積水化学はトップを譲ることなく独走。

6区アンカーの森知賀子選手が2年ぶり2回目の

優勝のゴールテープを切りました。また、

2位にJP日本郵政グループ、3位にパナソニックが入り、

大会連覇を目指した資生堂は4位に終わりました。

 

そして特筆すべきは、「第9回全日本実業団対抗女子駅伝

競走大会予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津2023)」で

初優勝を飾って本大会に乗り込んだ岩谷産業が8位に入り、

初のクイーンズ8入りを果たしたこと。関西在住の自分としては、

これは本当に嬉しかったですね。自分はレース終了後、

岩谷産業の報告会を間近で見ていたのですが、

6区アンカーの若林莉央選手が6位で襷を受けながらも

順位を落としたことで悔しさが残るコメントを

残していたのに対し、1区の安井絵里奈選手・

2区の久木柚奈選手・3区の川村楓選手・

4区の前田梨乃選手・5区の中野円花選手は

喜びに満ち溢れたコメントを残していたのが印象的でした。

さらに廣瀬永和監督は、クイーンズ8入りを目標に

していたとは言え、実際にそれが実現となったことに

驚きを隠せなかったとのこと。とにかく素直に嬉しいと

仰っておられたのが印象的でしたね。

また、報告会では岩谷産業のアドバイザーであり、

テレビの中継で1号車の解説を務められた

野口みずき氏もコメントをされたのですが、

解説の役割を終えてからは1号車のテレビモニター越しに

「頑張れ~!」と叫んでおられたのだとか。

もちろん解説の仕事は公平な立場で行わなければならず、

「第9回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会

(プリンセス駅伝in宗像・福津2023)」で

解説をしていた時のようなチーム寄りの解説は

出来なかったとは言え、喜びは一入のようでしたね。

 

8位までに与えられるシード権(クイーンズ8入り)ですが、

その8位に入った岩谷産業が初のシード権獲得となり、

7位に入った天満屋がシード返り咲きを果たした一方で、

10位に終わったエディオン、最下位の25位に終わった

豊田自動織機の2チームがシードを手放した形となりました。

 

自分が観戦した宮城県仙台市内の今日11月26日日曜日の

天気は「晴れ」。日中の最高気温は11度で、

風はほとんどなく、日差しが当たると暖かく感じ、

走る側にとっても観る側にとっても絶好の駅伝日和となりました。

また、今年2023年の第43回大会は、

途中棄権や失格、そして繰り上げスタートのない

クリアなレースとなったことが大きな収穫でしたね。

 

「東京エレクトロンスポーツスペシャル・第43回全日本実業団対抗

女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝in宮城2023)」は、

積水化学の2年ぶり2回目の優勝で幕を閉じました。

 

改めて、積水化学の選手並びにスタッフの皆さん、

本当におめでとうございます。