埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で開催中の

「第14回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」。

大会第7日の今日4月6日土曜日は、準決勝2試合が行われました。


それでは、今日の試合結果です。


※準決勝

・第1試合  東海大仰星(大阪) 31―12 大阪朝鮮(大阪)

・第2試合  大阪桐蔭(大阪) 38―31 常翔学園(大阪)


今日の準決勝2試合、そして明日の決勝戦の合計3試合が

いずれも大阪ダービーという形になった「第14回全国高等学校

選抜ラグビーフットボール大会」。


まずは今日の準決勝2試合ですが、第1試合の

「東海大仰星(大阪) ― 大阪朝鮮(大阪)」は、

東海大仰星高校が終始試合の主導権を握り、

大阪朝鮮高級学校に快勝し、初の決勝進出を果たしました。

後半に2本のトライを大阪朝鮮高級学校に献上した点については、

明日の決勝戦に向けての課題となったかもしれません。


そして第2試合の「常翔学園(大阪) ― 大阪桐蔭(大阪)」。

何と、2期連続優勝に臨んだ常翔学園高校が大阪桐蔭高校に敗れ、

昨年2012年の第13回大会に続き、またも準決勝敗退となりました。

試合は、大阪桐蔭高校が前半開始早々の1分に、

15番の岡田優輝選手が先制トライを挙げたのをきっかけに、

大阪桐蔭高校が完全に試合の主導権を握ります。

大阪桐蔭高校は、その後4分・10分・20分にもそれぞれトライを挙げ、

常翔学園高校を突き放します。何とか反撃したい常翔学園高校は、

24分、そして前半終了間際の30分にトライを挙げ、

26対12となったところで前半が終了。


後半に入り、大阪桐蔭高校はまたもや開始早々の2分にトライを挙げ、

常翔学園高校を突き放しにかかります。大阪桐蔭高校は8分にも

トライを挙げ、この時点で38対12となって、点差は26点に。

その後約10分に亘って攻め合いと凌ぎ合いが続き、試合は膠着状態に。

そして20分、常翔学園高校が再び反撃を開始するトライを挙げます。

コンバージョン・ゴールも決まって38対19に。

その後はまた試合が膠着状態となりますが、ロスタイムに入り、

30分・32分に常翔学園高校が立て続けにトライを挙げ、

大阪桐蔭高校に迫ります。しかし反撃も及ばず、38対31でノーサイド。

大阪桐蔭高校が、常翔学園高校の粘りを封じ、初の決勝進出を果たしました。


さあ、いよいよ大会第8日(最終日)の明日4月7日日曜日は頂上決戦です。

それでは、改めて明日4月7日日曜日に行われる決勝戦の対戦カードです。


●第8日(4月7日日曜日)

・決勝戦 大阪桐蔭(大阪) ― 東海大仰星(大阪)[13:00]


どちらが勝っても初優勝となるこの決勝戦。

今大会3試合目の大阪ダービーを制し、頂点に立つのはどちらか。


注目の決勝戦は、明日4月7日日曜日の13時キックオフです。


熱戦に期待しましょう。