木﨑良子選手(ダイハツ)が、ベルハネ ディババ選手(エチオピア)との

壮絶なマッチレースを制して優勝を果たした「名古屋ウィメンズマラソン2013」。

大会当日の一昨日もこのブログで触れさせていただきましたが、

自分は実際に現地に足を運んで観戦してきました。


「名古屋ウィメンズマラソン」と生まれ変わってからは初の現地観戦で、

「名古屋国際女子マラソン」として開催されていた時を含めると、

2009年以来4年ぶりの現地観戦でした。


「名古屋国際女子マラソン」として開催されていた時は、

スタートがお昼過ぎと言うことで、自分が住んでいる京都から

名古屋に向かう場合は、朝普通に起きて新幹線で名古屋に向かい、

日帰りで行き来することも可能だったわけですが、

「名古屋ウィメンズマラソン」となった昨年2012年からは、

スタート・ゴール地点が瑞穂陸上競技場からナゴヤドームに変わったのに加え、

スタートも朝9時10分と早い時間になったことから、

自分はあらかじめ前日の夜に名古屋入りし、名古屋に宿泊することを決断。

その上で、大会当日となる翌日に備えることにしたわけです。


そして大会当日、実際にスタート・ゴール地点となるナゴヤドームに早目に向かい、

スタート時の観戦ポイントを探しました。やはり市民参加型の大規模女子マラソン

として生まれ変わっただけあって、エリアによって立ち入りの制限が

かなり厳しくなっていましたね。まず最初に、ナゴヤドームの中に入るための

入場口を確認し、その後にスタート時の観戦ポイントを探したのですが、

スタート地点から約100mほどの場所の沿道が、観戦出来るポイントの中で、

スタートから一番近い場所だったため、早速そこに陣取り、

レースのスタートを待ちました。


全参加選手のスタートを見届けた後は、すぐにナゴヤドームの中に移動し、

その後はナゴヤドーム内でお昼前まで過ごしました。

一昨日も触れましたが、とにかく、木﨑良子選手(ダイハツ)の

優勝のゴールテープを切る瞬間と、木﨑良子選手(ダイハツ)に

「世界陸上競技選手権大会」の日本代表選手としての

自動内定が出た瞬間を間近で見られたのが嬉しかったですね。


翌日が普通に仕事と言うことで、どうしても早く京都に帰らなければならず、

テレビ中継終了のタイミングでナゴヤドームをあとにしなければならなかったのが

つらいところでもありましたが、それでも、自分にとって初となる「名古屋ウィメンズ

マラソン」の現地観戦は、非常に良い形で終えることが出来たと思います。


京都に帰省後、あらかじめビデオ録画しておいた「名古屋ウィメンズマラソン

2013」の生中継、事前番組の「スタート迫る!名古屋ウィメンズマラソン2013」を

チェックしたのですが、「スタート迫る!名古屋ウィメンズマラソン2013」では、

今回日本人選手として優勝争いに最後まで加わった木﨑良子選手(ダイハツ)と

野口みずき選手(シスメックス)に密着していましたし、番組内のインタビューで

木﨑良子選手(ダイハツ)が、「日本人トップを狙って2時間24分を切り、

世界選手権内定を取ります。」と答え、それがまさに現実となったことで、

レース直後にナゴヤドーム内の特設放送席に招かれた時のインタビューでは、

「有言実行出来て良かったです。」と嬉しそうに話していたのが印象的でした。

一方、優勝こそならなかったものの、2時間24分05秒の好タイムの

3位でフィニッシュした野口みずき選手(シスメックス)も、レース直後に

ナゴヤドームの特設放送席に招かれた時のインタビューで、「今回は

完全復活とまではなりませんでしたが、次のレースでは完全復活を

目指します。」と晴れやかな表情で話してしたのも印象的でした。


注目を集めていた日本人選手2人が、日本勢の1位と2位になり、

改めて、現地で観戦してきて良かったと心から感じましたね。


木﨑良子選手(ダイハツ)は既に内定を決めていますし、

野口みずき選手(シスメックス)も、確実に有力候補として挙がっていて、

「第14回世界陸上競技選手権モスクワ大会」の代表選手決定の情報が

待たれるところです。


なお、一昨日の更新の中で、昨日3月11日月曜日に「第14回世界陸上競技

選手権モスクワ大会」の代表選手が明らかになる予定と書きましたが、

日本国内の選考レースは終了したものの、海外でのレースで

まだ選考対象となるレースが残っているため、発表は4月下旬から

5月にかけての時期となるようです。またその時期になったら、

このブログでも代表選手決定について触れようと思います。


とにかく一昨日3月10日日曜日は、「名古屋ウィメンズマラソン2013」を

心から堪能出来た一日でした。