今日1月3日木曜日、東京都文京区後楽園の東京ドームで、

「アメリカンフットボール日本選手権・第66回ライスボウル

byプルデンシャル生命」の「関西学院大学 ― オービック」の

試合が行われました。


それでは早速、試合の結果を記すことにしましょう。


オービック 21―15 関西学院大学

(オービックは、「リクルート」時代を含めて3年連続6回目の優勝)


2年連続の同一カードで、因縁の対決というだけあって、

試合は全体を通して大接戦となりました。


前半、第1Qの6分にオービックがタッチダウン&トライフォアポイントで7点を

先制した後は、お互いに攻め合い凌ぎ合いが続きますが、

第2Qの終了間際に関西学院大学がタッチダウン&トライフォアポイントで

7点を挙げて追いつき、7対7の同点でハーフタイムに入ります。


後半、第3Qの開始早々の2分にオービックがタッチダウン&

トライフォアポイントで7点を挙げて14対7とし、再び勝ち越しに成功。

しかしその後はまたお互いに攻め合い凌ぎ合いとなります。

第4Qに入ってもお互いに攻め合い凌ぎ合いが続きますが、

試合終了まで残り3分というところで、関西学院大学がタッチダウンを挙げて

14対13とし、点差は1点に。タッチダウンの後のコンバージョンでは

2ポイントコンバージョンのチャレンジを選択し、

その2ポイントコンバージョンのチャレンジが見事に成功。

15対14としてオービックを逆転します。

しかし試合終了まで残り10秒というところでオービックが劇的な

逆転のタッチダウンを挙げます。トライフォアポイントも確実に決めて

21対15とし、試合は最後までわからない展開に。その後の

オービックのキックオフのボールを関西学院大学が

確実にキャッチしてリターンし、関西学院大学も意地を見せますが、

タッチダウンを挙げるには至らず、タイムアップに。


結局21対15でタイムアップとなり、オービックが

「リクルート」時代を含めて3年連続6回目の優勝を飾りました。


関西学院大学のリベンジなるかと自分も期待していましたが、

勢いであと一歩及ばなかったですかね・・・。


この試合のMVP(ポール・ラッシュ杯)には、一昨年の第64回大会、

昨年の第65回大会に続き3年連続でオービックのQB・

6番菅原優選手が選ばれました。


「アメリカンフットボール日本選手権・第66回ライスボウル

byプルデンシャル生命」は、オービックの3年連続6回目の優勝で

幕を閉じ、これで2012年度の日本国内のアメリカン

フットボールシーズンが終了しました。


4年連続での社会人チャンピオンによる制覇と、

社会人チャンピオン初の3連覇で終わった「アメリカンフットボール

日本選手権・第66回ライスボウルbyプルデンシャル生命」でしたが、

来年以降の大会では、学生チャンピオンのライスボウル王者への

返り咲きを期待したいですよね。


来年2014年の「第67回ライスボウル」に向けて、

明日からまた新たなスタートが切られます。