昨日1月24日日曜日、東京・青山の秩父宮ラグビー場と、
大阪府東大阪市の近鉄花園ラグビー場で、
「ジャパンラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント」の
準決勝の試合がそれぞれ1試合ずつ(計2試合)行われた。
自分は今日、昼から仕事に出向き、夕方に家に帰ってから、
録画しておいたJ SPORTSの中継のビデオを見て、
準決勝2試合を観戦した。
とにかく2試合とも、非常に激しい試合で、
何と2会場で、トライを取ったかどうかの判定を巡って
TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)が使われるなど、
レベルの高い試合が展開された。
それでは、昨日行われた準決勝2試合の結果を記すことにしよう
※東京・秩父宮ラグビー場
東芝 35―24 サントリー
※大阪・近鉄花園ラグビー場
三洋電機 25―21 トヨタ自動車
東京の秩父宮ラグビー場の試合であるが、先制したのは東芝だった。
前半20分にトライ&ゴールを決めて7対0をするが、
その後は一転してサントリーのペースに。
28分にトライ&ゴールを決めて7対7の同点にすれば、
30分・35分にもトライ&ゴールを決めて21対7と東芝を逆転。
結局前半を終えて21対7というスコアで後半に突入する。
後半に入ると、東芝がサントリーに対して逆襲をかける。
2分にトライ&ゴールを決めて21対14と7点差に迫ると、
11分にまたトライ&ゴールを決めて21対21として同点に、
さらに16分にもトライ&ゴールを決めて28対21とサントリーを逆転する。
サントリーは23分にペナルティゴールを決めて28対24と4点差に迫るが、
東芝は29分にもトライGゴールを決めて35対24の11点差とする。
この後試合は膠着状態となり、35対24のままノーサイドに。
東芝が、2年ぶりの決勝進出を果たした。
大阪・近鉄花園ラグビー場の試合であるが、
この試合、試合開始からなかなか両チームともトライが
奪えない状態が長く続いた。
前半8分にトヨタ自動車がペナルティーゴールを決めて先制し、
3対0とすれば、13分には三洋電機もペナルティーゴールを
決めて3対3の同点とする。
19分と23分にトヨタ自動車はペネルティーゴールを
立て続けに決めて9対3とするが、三洋電機は25分、
またもやペナルティーゴールで3点を取って9対6とする。
そして終了間際の39分、三洋電機に、この試合で初となるトライ、
そしてゴールが決まって13対9とトヨタ自動車を逆転。
前半は13対9の三洋電機リードで終えた。
後半に入り、先に点を取ったのは三洋電機だ。
5分にトライ&ゴールを決めて20対9、
さらには25分にトライを決めて25対9とし、
トヨタ自動車との差を16点差に広げる。
しかしトヨタ自動車は、30分にトライ&ゴールを決めて
25対16、36分にトライを決めて25対21として4点差に詰め寄るが、
三洋電機がこの4点差を守り切ってノーサイド。
三洋電機が、3年連続の決勝進出を果たした。
この結果、1月31日日曜日の14時から東京・青山の秩父宮ラグビー場で
行われる決勝戦のカードは、「東芝 ― 三洋電機」となった。
東芝の2連覇なるか、三洋電機が、3度目の正直で初優勝となるのか。
1月31日日曜日の決勝戦、最後まで目が放せない試合になりそうだ・・・。