毎年12月に、岐阜の美濃路を舞台に行われている
「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」であるが、
今年からその大会への出場を賭けた地区実業団連盟の
予選大会の方式が大きく変わることがわかった。
昨年までは、東日本連盟主催の予選大会がさいたま市で、
中部・北陸・関西・中国の4実業団連盟主催の予選大会が淡路島で、
また九州連盟主催の予選大会が熊本県の大津町で行われていた。
ところが今年からは、東日本連盟主催の予選大会はさいたま市での
開催に変更はないが、中部・北陸の2実業団連盟主催の予選大会が岐阜で、
また関西・中国・九州の3実業団連盟主催の予選大会が
福岡で行われるようになる。
実際に自分も、関西連盟主催の予選大会が淡路島で行われていた時は、
何回かスタート地点に足を運んで見に行ったことがあった。
ところが今年からは九州に開催地が移ると言うことで、
何か寂しい気がしないでもない。
今年からは、予選大会のテレビ中継も大きく変わるのは間違いないだろう。
実際に12月に行われている全国大会の方であるが、
2000年代に入ってからは、三井住友海上が強さを見せている中に、
第一生命、資生堂、豊田自動織機といったチームが割って入るという
構図になっていて、東日本勢の活躍が目立っているのが特徴だ。
自分はどうしても、ワコールや京セラといった関西勢にも
優勝争いをしてほしいと願うばかりなのだが、
やはり東日本勢にはかなわないのだろうか。
今年は全国大会が12月13日日曜日に行われる予定で、
予選大会は、10月18日日曜日に中部・北陸の予選大会が、
10月25日日曜日に関西・中国・九州の予選大会が、
11月3日火曜日(祝日)に東日本の予選大会が行われる。
いよいよ駅伝シーズンも間近に迫っている。
果たして今年は、大学・実業団それぞれの駅伝で、
どんな戦いが繰り広げられるのだろうか。
地域大会から全国大会まで、注目して見ていきたいと思う。