去る8月22日金曜日に開幕した
「第10回女子ラグビーワールドカップ
2025イングランド大会」は、
昨日9月27日土曜日が大会第10日(最終日)。
ロンドンのAllianz Stadiumで、
3位決定戦並びに決勝戦の全2試合が開催されました。
早速、3位決定戦並びに決勝戦の結果を記すことにしましょう。
■第10回女子ラグビーワールドカップ2025イングランド大会
(9月27日土曜日)
■ロンドン・Allianz Stadium
※3位決定戦
「ニュージーランド ― フランス」
(現地時間12:30・日本時間20:30)
※決勝戦
カナダ ― イングランド
[女子イングランド代表は3大会ぶり3回目の優勝。]
第1試合の3位決定戦の「ニュージーランド ― フランス」は、
試合前半に試合の主導権を握った女子ニュージーランド代表が
女子フランス代表の後半の猛追を振り切って勝利を収めました。
これにより女子ニュージーランド代表が3位、
女子フランス代表が4位となりました。
そして第2試合の決勝戦の「カナダ ― イングランド」は、
大一番に相応しく、大激戦となりました。
前半を終えてのスコアは21対8で、女子イングランド代表が
女子カナダ代表をリードしての折り返し。
前半は、やや女子イングランド代表が
主導権を握っていた感じではありましたが、後半に入ると、
試合は接戦の展開となり、女子イングランド代表も
女子カナダ代表のプレッシャーに対して
思うように対応出来ずに思うように得点を
挙げることが出来ない状態になります。
女子イングランド代表は、後半12分に
シンビンによる一時的退場者を出してしまい、
10分間数的劣勢で戦うことを余儀なくされますが、
女子カナダ代表の追撃を最小限に抑え、リードを守ります。
15人対15人に戻ってからの後半22分以降には、
さらに得点を重ねて点差を広げ、最終的に
女子イングランド代表が女子カナダ代表に
33対13で勝ち、3大会ぶり3回目の
優勝を果たしたわけです。
「第10回女子ラグビーワールドカップ2025イングランド大会」は、
女子イングランド代表が3大会ぶり3回目の優勝を飾り、
母国開催に華を添えました。また、初優勝を狙った
女子カナダ代表が惜しくも準優勝となりました。
2回目の決勝戦での対戦は、再び女子イングランド代表に
軍配が上がったわけです。
そして、何と言っても触れざるを得ないのが、
女子日本代表(桜フィフティーン)の一次リーグ敗退。
自分自身、7月に女子スペイン代表と日本国内で
2度対戦して2連勝した時は、「もしかすると、
8強入り出来るかもしれない。」と思ったのですが、
やはり世界ランキングで格上の相手に対しては
思うように力を発揮出来ず、一次リーグ突破並びに
8強入りはなりませんでした。ただ、
一次リーグ最終戦で女子スペイン代表を相手に
勝利を収め、一次リーグで20年以上ぶりに
白星を飾ったことは大きな収穫だったと思います。
また4年後の2029年の第11回大会では、
更にレベルアップした女子日本代表(桜フィフティーン)が
見られたら嬉しいですね。
「第10回女子ラグビーワールドカップ2025イングランド大会」の
出場チームの選手並びにスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。