息子には事前に「今日お父さん来るって」と話しておいた。
実は息子は昨年元夫が家を出て行ってから父親に会っていない。
何度か荷物を取りにきているけどその時は部屋から出てこなかった。
離婚してからも私が何度も「お父さんに会いたい時はいつでも連絡していいんだよ。お母さん送って行ってあげようか?電話してあげようか?」と言っても「うん、わかってる。でもいい。」と言ってた息子。
息子と父親についてはまた何かの機会に。

娘には来る事は言ってなかった。
「ピンポン」とチャイムが鳴って来客があるといつも玄関に来る娘。
今回もそうだったけど、元夫を見ると何とも言えないはにかんだ笑顔で少し恥ずかしそうに「ぱぱ」と。
お菓子をもらって嬉しそうだった。
元夫は…久々に障害を持つ自分の娘に会ってどんな風に思っただろうか。
「ぱぱ」と娘に呼ばれて嬉しかっただろうか?
彼は無表情な人だから…よくわからないな。

息子はやっぱり自分からは出てこなかった。
でも私は元夫に中学生になってから急に背が伸びたり声変わりをした息子に会って欲しかったの。
だから息子を呼び久々の父息子のご対面だった。
だからと言って別に感動的な事は何もなく(^皿^;)
ただ「大きくなったな」と。
息子はすぐに部屋に引っ込んじゃったし、まっ、そんなもんだ。

息子と娘とは、あの後特にお父さんの事は話をしていない。
お菓子は美味しく食べたよ。

夫は書類を受け取り帰っていきました。
で、来た訳だ。
元夫が出ていって、何度か荷物を取りにきて、からだから約1年ぶりに会った。
変わってはいなかった。

元々おしゃれとは縁遠く若い頃からおっさんの格好だった。
少し見栄えのよい、せめて年齢相応の服を私が買って来てもあまり着てはもらえなかった。
下手すると1度も着てもらえないままごみ箱に入ってる事もあった。
彼には彼のスタイルがあったんだろう。
例えおっさんセンスでも。

久々に見た元夫も以前と変わらない服装だった。
なんとなく見覚えのあるような、ないようなシャツ。
靴は見たことのない靴を履いていた。
でも靴以外は、別れた時のままの人だった。
若くなった訳じゃない。
そう老けた訳でもなく。

それはきっと相手も私を見て全く同じような事を思ったことだろうな、と思う。
私は老けたと思われたかもね。

「子供達に」と沢山のお菓子を持参してくれた。
あまり余裕もないだろうにコンビニで購入してくれたみたい。
これも前から変わらないなぁ。
子供達の気をひく為によくお菓子を買ってきた。
パチンコで勝てばね。
彼にとってはきっとそれが子供達に対する精一杯の愛情表現だったのかもしれない。
こんな小さな事だけど…今回もこうして子供達にとお菓子を買ってきてくれた事は、やっぱりちょっとぐっとくるよね。

ありがと。
昨夜元夫が我が家に来た。

結婚した時に名字が変わったのは私ではなかった。
離婚して元夫は旧姓に戻した訳だが持って行った車の名義の名前変更と住所変更をまだ行っていなかったので旧姓に戻す前の名前で我が家の住所に届いたわけだ。
本人からその旨の連絡は以前受けてたので元夫の実家に送るつもりでいた。
そのまま送るのも味気ないので最近の子供達の写真を5、6枚同封するつもりでプリントアウトしてた。
もはや一言添えて送るつもりの矢先に昨夜私の携帯に相手から電話があった。
公衆電話。と見た時に「あっ、元夫だな」とわかった。
彼は携帯は持っていない。
結婚していた時持っていたが家を出ていく数ヶ月前に自分で壊したのだ。
それからずっと持っていないようだ。
元夫はそういう人だった。
連絡がとれないと不安だとか何かの為に携帯を持つとかは全く関係がない、そういう人だ。
携帯を持ってる時もたまたま手に持っている時に着信があれば取ったが不在の時に着信有りの履歴があってもめったに掛け直すという事はしてくれなかった。
面白くない事があると2日も3日も携帯の電源を切り連絡も取れず帰ってこない事も14年の結婚生活の間に1度や2度、3度や4度どころではなく怒りと心配と寝れない日々を何度も経験した。

彼はそういう人だ。
別にいいのだ。
便利じゃなくても。
自分の大好きなパチンコさえできれば。

別れる時も、そして昨日もいちお伝えておいた。
「携帯を持ったら教えて欲しい。子供達にもしもの事があった時に連絡をしたいから。」と。
でも多分彼は携帯を持たないだろう。
毎月の養育費やパチンコ代で給料の大半は飛ぶだろうし、借金は…ないとは思うけど…今となっては関係ない。
携帯を持っても連絡をよこすかどうかもわからんし。

携帯の事1つでいろんな思いがめぐるわ~。
元夫よ。