ある少女が、ある男性と出会いました。
その男性には会ったことはないけど
いつも自分のことを分かってくれる男性が
少女はだいすきでした。
ある夜…
まったく連絡がとれなくなりました。
少女は 遊ばれたのか 飽きられたのかと
落ち込みました。
それでも少女は
男性がだいすきでした。
諦めようと思う反面、
まだ信じていました。
空をみるたび彼を想うのでした。
花をみるたび彼を想うのでした。
風を感じるたび彼を想うのでした。
男性はただ“重い”と感じているかもしれない。
それでも少女は 彼を想い、信じているのでした。
“遠い空を同じ空”と思うのでした。
その心は誰にも分からない、
とても哀しくて美しいものでした。