ちょっと前に行ったカフェです。
予約制で土曜日しかオープンしていないので、
次にもし行くなら、受験が終わってからでしょうか。
きらら舎の原点は多分、わたしが小学生だった時代に空き地にいたインチキおぢさんなのです。
昭和40年代はおおらかな時代で、学校に球根を売りにくる業者や、校門の外でひよこを売るおじさんなどがいました。
さらには空き地に時々やってくる、大きな鞄を抱えたおぢさんはさらに怪しく、
消えるインクや雲が見える円盤、魔法のマッチ箱など、とても魅力的なものを売っていました。
下校時におぢさんをみかけたら、大急ぎで家に帰ってランドセルを放り投げ、この日のために貯めていたお小遣いを握りしめて空き地へ走ったものです。
そして、今わたしが売っているものこそが、空き地のおぢさんが手作りしていたようなアイテムなのです。
ちょっと不思議で、
ちょっと懐かしい・・・・・そんなモノを売っています。
この説明だけで魅力的じゃないですか!?
私だけかな💦
お店の中には
鉱物の原石が置いてあったり…
水槽の中でクラゲが泳いでいたり…
科学実験用の薬剤キットが置いてあったり…
ミジンコを顕微鏡で観察できたり…
ブラックライトで照らすと光るソーダを飲んだり…
娘と、娘のお友達家族と楽しいひと時を過ごしました。
たぶん、私のほうが娘よりずっと楽しんだと思います。
子どもの頃に果たせなかった欲求を満たすべく
あれこれ買った結果、ウチの出窓には今
メダカの針子とウニの幼生と水草とミジンコがいます。
ミョウバンとリン酸二水素アンモニウムの結晶制作キットは
一旦クローゼットに待機。娘と一緒にやらないと意味ないものね。
(いつやる?春休みは震えるほど多忙)
きらら舎のネットショップで販売している自由研究用キット。
全部欲しくなります。
毎日楽しく顕微鏡であれこれ観察して楽しいのですが、
娘が小さい時に…低学年の時に…知りたかったこのカフェ!
いやでも、娘は普通に楽しそうにしていただけだったので
小さい頃からここに何度来たところで、リケジョにはなってくれなかったかな。
余談ですが。
カフェには常連さんらしき男の子も来ていましたが
明らかに理科大好き男子で…楽しみ方が娘とは全然違っていました。
お目目キラッキラで✨
電車好きの男の子が電車見て「わぁー✨」って言ってるのを見てる時にも感じるほっこりを味わいました。
好きなもの・ことに熱中している男の子っていいですね
「~でしか摂取できない栄養がある」って言い回し、好きじゃないんですけど、
彼のお目目のキラキラは確かに、私の心の栄養になった気がします!
(勝手におばちゃんの栄養にしちゃってごめんねとも思います…)
きらら舎カフェ。
そのうち、娘抜きで、私だけで行ってしまおうかな。