2017年5月発刊

江戸時代の終わりの庄内藩(現在は山形県鶴岡市)の、「薩摩藩邸焼き打ち事件(1868年1月19日)」から「戊辰戦争(1869年)」「松ヶ岡開墾(1872年)」までの波乱の歴史を小説仕立てで記した一冊。

 小説仕立てになっているので、実在した人物の他に「本間助三郎」「石原主水」「服部小作」という三名の架空の人物を登場させ、藩と本間様の関係、庄内藩としての考え方などを代弁させている。

 

 著者の宇田川敬介氏は鶴岡市とは全く縁もゆかりもない人なのだが、どのようなことがきっかけでこの本を執筆することになったのか興味津々なのです。