2012年 静岡県大会⑤ | 極真・柴田の「言いたいことは言う、ブログ!」

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でも、気を使って言いたいことなんか言ってませんけど…

さて、高校生のクラスの総評をしたかったのですが出場選手がいなかったので総評は出来ません

とても残念でした




と、言うことで一般部の感想を述べます


このところ良い成績が出せていない吉田くんですが、久しぶりに決勝まで上がってくれてうれしく思います


しかし吉田くんのことを書くよりも今回の一般部で目立ったのは本通道場の小野寺くんだった


まだ高校3年生にもかかわらず一般の部に出場してあれだけ良い動きを見せたのは素晴らしい


組手のリズム感が非常に良く、攻撃のタイミングをずらした動きなどなかなかレベルの高い物ができていたと思います



さて、当道場の吉田くんに関してですが、仕事も忙しいようでなかなか一緒に稽古する機会が無く、どんな動きができるか少し心配でした


コツコツ地道に筋力トレーニングを行っているので、その成果が少しずつ表れてくればいいな、とは思っていました


今回の動きを見ていると、まだその筋力トレーニングの成果は充分に現れてはいなかったと思います


今回、彼の動きで良かったのは脱力ができていたということだと思いました


今までは肩に力が入り、突きを打つ時、ただがむしゃらに打っていた感じだったが、今回は相手と見合っている時に体の力が抜け、楽に動いていたのでスタミナ的にも持つような動きだったんではないでしょうか…


そして脱力した状態から攻撃に転じた時、体を捻り強く突きを打てていたと感じました


あの動きに、普段コツコツ行っている筋力トレーニングが功を奏しパワーアップできれば、全日本クラスの大会でもなかなかいい勝負が出来るのではないかと思いました


優勝した日下部くんはここのところ大石最高師範に直接鍛えられ、持ち前の運動神経とバネを活かした素晴らしい組手であったと思います


欲を言うなら、試合終了前の何十秒間かで、手数をもう少し多く出し、全体に組手をまとめるような感じで動けるとどの試合でも本戦で勝ちを得られるような気がしました
(今回の試合だけに限っているのではなく、県外大会なども含めて見てきた感想です)



いずれにせよ、この数年若い力が伸び悩んでいた時期がありましたが、18 、 19、20、と言う若い世代が上位に入賞してくれた事は今後の極真カラテと大石道場にとって明るい希望が見えた試合だったと思います