変化 | 極真・柴田の「言いたいことは言う、ブログ!」

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でも、気を使って言いたいことなんか言ってませんけど…


先日の合同部…


いつもより人数も多く、活気があった


合同部に参加している子供たちの動きを見ていると、以前に比べて明らかに変わってきている子たちが何人かいる


小学6年と中学1年生だ…


そこで、みんなにこんな話をした





「〇〇君と〇〇君と〇〇君は動きが変わってきているよ!」


「組手の動きが良くなっているよ!」


「でも、自分でそれに気づいていますか?」


「組手の動きはね、子供の組手の動きから大人の組手の動きに変わる時があるんです!」


「それは自分の頭の中で物事をしっかり考えられるようになってきた時に変わってくるんです!」


「ただの殴りっ子、叩っき子のような組手の動きから、受けて返して…横に回って…捌いて…、と、そういう動きができるようになるのがちょうど5年生の後半から6年生、中学1年、中学2年ぐらいまでの間なんです!」


「だから、長く続けているみんなは厳しく注意されたり、叱られたりしながらでも道場を止めずにここまで続けてきて良かったと思うよ!」


「この変化する時期を気づかずに道場を止めてしまって、何も変わらない!、変われない!、変わりきれない!、って道場を去った、そんな仲間がたくさんいたでしょ…??」




「本当は、お父さんやお母さんにも、そこに気付いてもらいたいんだ!」


「だけど、残念ながら、ほとんどのお父さんやお母さんは道場に見学に来ていないでしょ…」


「道場にきて、みんなのことをずーっと見ていて、そして先生が話してることを聞いてくれれば、その意味を分かってくれると思うんだよ…」


「もちろん全員が見学に来てもらっても見るスペースもないけれど(笑)、でも、少しは見に来てもらいたいな!って、思ってます」




「それと、先生はみんなを何年にも渡って、ずーっと見ているわけで、『おっ!変わってきたな!』、『そろそろ変わりつつあるな!』、『大人になって来たな!』っていう事は分かるんです」


「でも、残念ながら、その変化に気付くお父さんやお母さんは少ないんだよ…」


「それは、やっぱり普段の稽古の様子を見ていないからなんだよね…」


「家の中で親に甘えている姿しか見ていないから気づかないんじゃないかな…」




「ただ、でも、実は、その変化に気づいているのは先生以外に他にもいるんだ!」


「それは、稽古をほぼ毎回見に来てくれているお父さんやお母さんや君たちと組手をやっている相手なんです!」


「例えば中学1年の〇〇君と組手をやった人いますよね…3ヶ月前と組手の動きが変わっているのに気付いていますか…?」


「気付いてますよね…そうですよね、明らかに変わっていますよね!!」


「昇級審査を受けて預かりになって、2ヶ月、3ヶ月、半年、と預かりだったけど、何とかいろいろな条件をクリアして昇級し、帯を手にした時に気持ちも上手く変化するんです!!」


「だから、ぜひ、変化するそこまではやめずに続けて下さいね!!」





って、そんな話しをしました…