田中慎弥さん
いわずと知れた芥川賞の今年の受賞者
その受賞会見と経歴で今大注目の人物だ・・・
彼の経歴で凄いのは、「過去に一度も仕事をしたことが無い!」ということ
時代はリーマンショックを引きずり、大卒の就職率が5割強・・・
彼の報道を聞いて
「そうか!そういう人生もあるんだ。ニートやフリーターでもまだまだ諦める必要は無い!」
と、自信を持った人もたくさんいることだろう
良かった、良かった・・・
と、言いたいんだが・・・
いやいや、一昔前ならこの報道が多くの夢を持った人たちを救うことになっただろう
でも、でも・・・
今の時代は「ゆるいほうに流れる時代」
この報道を聞いて「仕事しなくてもいいんだ!」って考える人が増えることを心配する昨日今日です・・・
◆追加
田中慎弥さんはすでに
2005年 - 第37回新潮新人賞(『冷たい水の羊』)
2008年 - 第34回川端康成文学賞(『蛹』)
2008年 - 第21回三島由紀夫賞(『切れた鎖』)
芥川賞を受賞する前に、すでにこんなに賞をもらってる人だったんです