1月7日、大石道場合同寒稽古が清水・三保で行われた。
前日の寒波は幾分和らぎ、ここ数日の中では比較的暖かく、稽古日和であった。
参加者総数500名。我が静岡南道場からは約50名の参加があった。
最年少は4歳。寒い中、一生懸命稽古した。
一日くらい寒稽古した程度で急に強くなる訳ではない。しかし、「稽古しよう」という、その気持ちが心を強くするのだ。
中には仕事の合間を縫って稽古に参加し、その後、仕事に戻る方もいた。大変なことだ。
寒い中、海岸縁で稽古し、その身体を引きずって仕事に戻ることは「言うは易し、行うは難し」。
K-1などプロ格闘が注目を浴びているが、「極真」はあくまでもアマチュア。アマチュアとして武道を志す以上、日々の生活の中で大変なことをさらっとやってのける心の強さが必要だ。そして、そんな道場生が我が道場に居てくれるだけでも私は嬉しい。