2013年以来ご無沙汰だったフリーマーケットに参加。家中たまりにたまった不要グッズはトランクに入りきれないほど一杯。これらを早く片付けたい。今回場所は小金井公園。近所なので交通費はゼロだったけど、フリマ会場公演の中でもやや遠い所にあり、重いトランクをゴロゴロ押すこと徒歩30分。ビニールシートを敷いて準備し始めた時には数人やって来てトランクの中を物色し始めるのにはびっくり。

両脇の店舗は段ボール10~20箱分の商品を出してるみたいで常に人だかり。比べて僕の店舗はあんまり人がやって来ず、今回は苦戦した。単純に不要な物と前回の売れ残りで構成されており、目玉商品があまり無かったからかな。それと、場所的に客層がほとんど子連れだったので、なかなか親が買いたいと思うものが少なかった。子供が興味を持って立ち止まるケースは多かったが、買うのは子供じゃないし。
あと印象的な客を何人か。
 
①時々ダベりにやって来るヒゲのおっさん。商品の一つ(切手アルバムとか、カレー皿)を手にとってはあれこれ世間話をするのだが、それ100円ですよと勧めても、どうでもいい理由をつけて絶対に買おうとしない。そして姿を消して1時間ほどするとまた世間話しにやって来る。が、やはりダベるだけで買おうとはしない。
 
②一番高額の中国の壁掛け(2000円)を欲しがっていたじいさん。交渉の末1500円で売ることになったが、支払の段階で奥さん登場。「こんな大きいのどこに飾るのよ!?」と怒られ、急きょキャンセルとなった。大きいお札を出されてお釣が出ず困ってたから、ある意味助かったのだが。
 
③「90円で買えるもの、ありますか?」と言ってやって来た小学生。100円のものはいっぱいあったので見せていると、方位磁石のキーホルダーが気に入ったらしく90円で売った。少年は喜んでいたが、30分ほどするとがっかりした顔で再びやって来た。「この方位磁石、針の方向が少しずれてるから、お母さんがこれ無理だって…」。見てみたが針がずれてるとは思えず、言いがかり(少年ではなく)だとは思うが、返品を受けつける。しかし、子供が買った90円のオモチャにケチつけて返品させる親というのもねぇ…。
 
途中から妻と娘(一才)も合流して参加。やはり男が一人で売っているより、家族で一緒に売っている方が少し来客が増えたような気がする。日差しが少し暑くなっていたけど、お弁当も食べてピクニック気分でよかったな。
 

今回売上的には今までで一番苦戦した会であった。出店費用を僅かに上回った結果に。もし交通費が伴っていたらマイナスだったかも。ま、一番の収穫はヤカンや鍋、龍の置物、靴など重くてかさばるものが売れてくれたこと。次回は秋頃に再挑戦。100円均一のものを一まとめにしたり、値札をもっと大きく書いたりしてしてみよう。