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★久々に「バダウ 」のO氏主宰のミャンマー好きパーティー、「ワーダナーの会」が開催された。但し今回の会は番外編的な位置付けってことで、正式名称は『長期に渡り秘伝の麺を求めてシャン州に旅立ったOさんが前回腕を奮って作り上げたシャンカウスエを、HARUさんに「大したコトない」と野次られため、名誉挽回を計り、一時帰国のtobiさんに持って来させた幻の麺「ワンベー」でリベンジに挑む会』、略して「ワーダナー・ワンベー会」だって。開催の経緯はすでに正式名が語っているので割愛~。

★以前たまたま外苑前にある博物館の無料チケットを新聞屋からもらってたので、先にゆきさんとそれを見に行き(建築関係であんまりよくわからんかったな~)、その後高田馬場の集合場所「ニューヨーカーズ・カフェ」に直行。10分程早く着いてしまったので二人でしばらくお茶して待っていると、やがて学者肌のビルマ語講師Aさん、3月に写真展で活躍したみなみさん、写真家からIT会社のサラリーマンへ転身を遂げたごんさん、最近Skypeを始めたHARUさん、NGO活動でミャンマーを駆けるtobiさん、そして今回の主催者にして調理人のOさん達が続々登場。いやいや、皆さん久しぶりですねぇ~と、しばしとりとめもないおしゃべりをしてから、ミャンマーイベントのひみつ基地、JMCC へと移動。


★会場にみんなでゾロゾロ押しかけると、中では授業を終えたばかりのO夫人JMCCさんが、早速テーブルのセッティングと材料の準備を始めていた。我々も荷物を置いて、雑談しながらお手伝い。何しろ前回のミャンマーイベント、「ダジャン」の場で自信満々に作ったミャンマー・シャン州の人気料理、シャンカウスエ(シャンそば)がダメ出しを食らったんで、相当気合いを入れ直したOさん、危機打開の切り札として考え付いたのは、目下ミャンマーでしか入手できないという最高の麺「ワンベー」を使うことであった。そこへちょうど現地に長期滞在中のワーダナー仲間tobiさんが一時帰国するってことでHand Carryをお願いした所、その気合い伝わってか何と10袋も持って来てくれたんだって。こりゃ期待大だっ!

★「みんな好きなだけ盛り付けてね~」JMCCさんが人数分のドンブリをメンバー一人一人に手渡し、スープと麺が煮立っている台所に行列を作る。半透明の白い面を掬い上げてお湯の中に五秒ほど置いてからドンブリのスープに移すのがコツ。その後は鶏肉のカレー風味のたれ、ゴマやネギ等のトッピングをパッパと乗せる。うん、いい香り~♪ さぁさぁ、ミャンマービールがどこからか回ってきた。少し遅れてあべぱさんもやって来た。グラスに注がれるビールの泡を見ていたら、Oさん遂に今晩車で帰るのをあきらめた。ま、いいじゃないの!ってことでカンパ~イ。

★「・・・・・・。」一同会話が止まった。ミャンマーから来た最高の麺を一心不乱に味わっていた。あまりの美味にみんな言葉を発するのを忘れるほど、食べることに集中してしまっていた。ほどよい麺の口当たり、濃い鶏肉カレーとあっさりスープの絶妙なバランス。一同満面の笑みで箸を置いた。前回異議アリを唱えたHARUさんからも最高!とのお褒めの言葉が出た。次の瞬間、みんな次々と席を立ち、再び台所でおかわりの行列を作るのだった。


★食事が終わり、その後はみんな思い思いに楽しい歓談が始まる。そもそもミャンマーやアジア旅好きの仲間達が大集合してミャンマー話と料理を楽しむワーダナーの会であったが、その後アジア好き仲間達がすごい勢いで広がってしまった。大勢の会は賑やかな反面なかなかじっくり話ができないってことで、今のワーダナーの会は初期メンバーを中心に人数限定で、以前のようにちょっと濃~い話で楽しみましょうっていう同窓会的な役割を果たしている。これはこれで気楽で楽しいんだよね~。

★もっともだからと言って一見さんお断りってわけではなくて、今回はtobiさんのお友達で、仕事でタイに長く滞在していたという女性や、シャン州出身の旦那さんを持つJMCCの生徒さんも初参加として加わり、何だかんだで12名。個性派揃いで各々楽しい話を持っているのでこれだけの時間ではまだまだ話し足りなかったな~。主賓tobiさんからはミャンマーでの食生活の知恵の伝授、JMCC生徒さんからはミャンマー亭主と里帰りした時の体験談、そんでもっていきなり大阪の話やメイドカフェの話が飛び出したかと思うと、ビルキチらしくビルマ語の発音に関する話も出て、いろいろ盛り上がっているうちにもう看板。でも楽しく、おいしく、最高の時間をみなさんと共に過ごせて嬉しい週末でした~わーい(嬉しい顔)