きのこの山とたけのこの里、

現金とキャッシュレス、

これらの争いは、

今後も決着がつくことはないだろう。

 

 

私は現金派であったが、

社会人になる直前に

クレジットカードを作成した。

 

最近、ポイント目当てで

普段の買い物を

カードで払うようになった。

 

そこで今回は、

カードを使ってみて

現金派として思うことを

挙げることにした。

 

カード初心者として、

新鮮な目線で感想を

書いていくため、

カード歴が長い方にとっての

新しい発見があればと思う。

 

 

最初に、なぜ私が

現金派であり、

キャッシュレスを警戒するかを挙げる。

 

私がキャッシュレスを警戒する

1番の理由は、

現金使用時より

20% 以上の額を

浪費させやすいという

データがあるからだ。

 

キャッシュレスであれば

現金とは違い、

ポイントが付くため

その負担が相殺できるのではないか

という意見もあるかと思われる。

 

しかし、私が知っている

クレジットカードに限れば、

そのポイントの還元率は

0.5 ~ 1%しかなく、

とても 20% の浪費分を賄いきれない。

 

このポイントいう小さなおまけと

お金を使っている感覚の麻痺という

ダブルアタックによって、

キャッシュレスは

浪費を促しているという。

 

このデータから、

キャッシュレスは

資金力と管理力の両方が

高い人間にのみ与えられるべきだと

考えるようになった。

さらに、キャッシュレスへの警戒心が

高まったのである。

 

しかし、今の私は

これとは逆の行動をしているといえる。

 

新卒の分際でカードを持ち、

固定費でもない消費に

カード払いを利用しているのだ。

 

私がカードを使いだしたきっかけは

上でも述べたようにポイントを

得るためだった。

 

今使っているカードは

還元率が 1% で、

たった 1% の値引きに釣られて

現金払いをしなくなったのだ。

 

しかし、上記の欠点を理解しているため、

対策は立てた。

 

 

 

 

 

現在の私は

1週間で使ってよいお金を

4000円までとし、

それを超える場合は、

貯金を切り崩すという

独自ルールのもとで

消費活動を送っている。

 

現金であれば

財布の中身を覗けば、

あと何円使えるかを

即座に確認できた。

 

しかし、カードは

使った額がアプリに反映されるまで

数日かかってしまう。

 

そこで、毎回の支払いの後に

レシートを受け取り、

あと何円で4000円に到達するかを

その裏に書き込むことにした。

 

これを財布に入れておけば、

現金を使っていた時と同じように

いつでもすぐに残りの使用可能額を

確認できるようになった。

 

―正直かなり面倒な

手間だと思っている。

1万円払って100円もらえるのなら

悪くないかもしれないが、

現金払いなら、こんなことを

しなくてもよかったのだから。

 

また、場合によっては

現金しか使えないこともあった。

カードで4000円を使いたいと

思っているところに

現金払いを求められると

ストレスに感じた。

 

ただ、お釣りが出なければ

使った分をレシートに書き込み、

その分を残りの利用可能額から

引けば良いからまだ良い。

 

しかし、小銭が出た場合本当に厄介である。

なぜなら、ポイント獲得のために

カードを使いたいと思っているところで

わずかに残った小銭は使うことも

ATMに入れることすらできない。

 

使わないものが入っていることが

気に入らないと感じてしまうため、

カードをメインとしているときの

小銭はストレスに感じている。

 

 

 

 

 

以上が、私がカードを使ってみて

感じたことである。

おまけである

1% の値引きは、額が大きいほど

その恩恵も大きいのは事実である。

 

しかし、キャッシュレスでの支払いは、

浪費を引き起こす危険性がかなり高い。

 

その危険を避けるために

こんな面倒なことを

しなければならないのかと感じた。

 

普段キャッシュレスでの

支払いをされている方で

浪費をしているのではと

心配な方は、

現金払いに移行するか、

私と同じように

面倒な使った額の見える化を

することをお勧めする。