私は大学時代より
貯金を意識した生活を
送っている。
学生時代は老後資金を得るため、
就職後は会社で理不尽なことを
命じられても
強気に出られるようにすることも
目標として貯金をしている。
これによって、
消費行動の改善、
逃げ道の確保が
できるようになった。
必要以上の消費をせず、
先のことを考えた生活を
送るようになったのである。
一方で、貯金によって
無駄だと感じることの
ハードルが下がり、
消費をすることが億劫に
感じるようになった。
新しくものを買うことに
抵抗を感じるようになったし、
人付き合いにも
出費額を考えて
お金と天秤にかけるようになった。
お金を使うことに対して
ストレスを感じやすく
なってきている。
この心理状態は
これからも続くだろう。
このままでは、貯金をしても
使うことなく過ごすことになるのではないか。
使われなかった私のお金が
闇の中に消える未来が
できるのではないか。
そんな心配が頭をよぎる。
思えば私は、
ゲームなどでも
高価なものは
使えなかった性質だ。
マスターボール
わざマシン
げんきのかたまり
上記はポケモンゲームの
入手回数が限られている
珍しいアイテムだが、
私はこれらを使えなかった。
使うことなく
ゲームを終えてしまったのだ。
幸い、お金はレアアイテムとは違い、
現実世界に生きる限り
常に価値を持ち続ける。
いつかきっと使う時がくるはず…。
きっとそうだ！
貯金生活の先輩方には、
ぜひ貯金と出費の
折り合いの付け方を
伝授していただきたいものである。
