BTCは26日の28,000ドルの直近安値切り下げの後、反発しピンバーを形成した。しかし、前回高値圏に到達することなくコマ足を作りながら下落しており、再度安値を試しに来ると思われる。

 

BTC4時間足チャート

 

まず、28,000ドル付近まで深掘った際の反発を見ていこう。陽線ピンバーを形成し、その後反発継続するかと思われたが、直後に上髭ピンバーとなり陰線のコマ足が続いていくかたちとなった。高値圏が維持できないことから、売ってきた投資家と陽線ピンバーを見て買ってきた投資家が多く、市場として迷いやすい相場だったことが伺える。

 

29,000ドル付近は2週間ほど続いたレンジ相場の下限ライン。このラインを下抜けていることは事実のため、今後はこの下限ラインをレジスタンスにして下落が続いていくものと思われる。以下、ETHとドル円のチャートを参考に今後もBTCの値動きを考えていこう。

 

ETH週足チャート

 

ETHも同様のチャート形状から下落を生み出していったことがある。一時的に4,000ドルを深堀り、ピンバーを形成するも、BTCと同様に買い支えが続かずに陰線コマ足となり下髭を回収しにきた。この際、下髭ピンバーを見て髭先に損切りを置いたロングのロスカットを大量に巻き取りながらの急落に繋がった。当然、ピンバーの前に下限ラインだった4,000ドル付近はレジスタンスとなり、下落に貢献した。

 

ドル円月足チャート

 

同様にドル円でも近い傾向のチャートが出現した。下髭ピンバー形成の後、一旦は買い支えが続き数か月は高値圏で持ち合うも、4カ月後の大陰線を皮切りにコマ足を形成しながら続落しいったことが確認できる。なお、この時は下髭を回収せずに反発に至ったが、下落トレンドの中の下髭ピンバーは続落に貢献することが分かるだろう。また、法定通貨と仮想通貨のチャートは、取り引きのスピードが段違いなので、今回であればドル円に月足レベルで起こったことが週足/日足レベルで発生すると考えて良い。すなわち、BTCは直近数日以内にもう一度下髭回収の動きに移っていくだろう。