音大生はデクノボウ -11ページ目

音大生はデクノボウ

なぜかお嬢様音大に入ってしまった朱に交わるも赤くなれない異生物的黒歴史。

私が住んでいた街は新興住宅地で、急激に子供が増えたために教室が足りなくなり、実に2学年がプレハブ校舎での学校生活を強いられました。

私が6年生になった時、ようやく新しい小学校が開校し、生徒は約半分になりました。

新しい学校の方が近所なのに、6年生だけ全員そのまま元の学校に残されることに。

ちなみにこの新しい小学校、現在は既に存在しません。

 

『あの女』と家庭科の先生は他所へ転任、新しい音楽の先生が来るのを知った私は小躍りしました。

ところが先生の数が足りないのか経費削減か、新しい家庭科の先生は赴任なし。

担任教師たちは音楽か家庭科どちらかを教えることになったのです。

「家庭科は教えられないから音楽にした」

と、担任の暴力教師。(ちなみに彼の専攻は歴史である)

音楽なら教えられるとのたまうんかいな、そうですか。

今なら激しくツッコミ(ついでにケリもパンチもボッコボコ)入れるんですけどね!

 

では家庭科は誰が教えてくれるのかというと、新しい音楽の先生です。

なんじゃそりゃあ。

歪んだ状況はさておき、家庭科/本当は音楽の先生は朗らかで親しみがあって話が上手で、家庭科は活気ある楽しい授業でした。

先生自身、『音楽教師なのに家庭科を教える唯一のクラス』という非日常を楽しんでいました。

ああー、この先生の音楽の授業、受けてみたかったです。