歯科医による「顔のしわ取り」報道に関して | すずらん台矯正歯科公式ブログ

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独自のマウスピース矯正、小児口腔育成システム「スマイルアライナーシリーズ」を行っているすずらん台矯正歯科のブログです。

こんばんは。


いつも当院ブログをご覧いただき


ありがとうございます。


さて、皆さんもご存知のこととは思いますが、


先日の読売新聞で報じられた


歯科医による「顔のしわ取り」 についてです。


口腔外科の経験のある私としましては、


その行為自体については法律的には


まったく問題はないと認識しています。


しかし経験や実績からみて


歯科は美容外科、美容皮膚科ないしは


形成外科などの医科の分野での実績に比べると


「分が悪い」ように思います。


紹介されていた先生がどのくらいの経験や実績を


お持ちなのかははっきりとはわかりませんが、


新聞でああいう形で取り上げられてしまうと、


何かしら胡散臭いことをやっているとか、あるいは


経営に困ってきたから手を出しているかのように


誤解されないか、同じ歯科医師としては


心配になります。私は反対しているわけでは


ありませんが、やるのであれば単に


「ニーズがあるから」とか、「1996年の専門家会議で


扱うことが認められたから」というだけでは


患者さんへのいわば説得力としては弱い気がします。


厚生労働省も「一般的な歯科治療ではない」という


理由で「困惑している」ということですから、


その先生方にはぜひとも、


歯科医が行うことのメリットや、


なぜ美容外科や美容皮膚科ではなく


歯科医がやったほうが


良いのかということについて、


別にレベルの高いものでなくてもいいので、


症例を示すなど、何らかの形できちんと


反論もしくはアピールしていただきたいものです。


それこそ読売新聞に意見広告でも出せば


良いのではないかと思います。


皆さんはどのようにお考えですか?


因みに私は、法律上デリケートな部分も


ありますし、今のところあまりやりたいとは


思いません。歯科の先生が開発された薬や


術式があったり、その他歯科でなければならない


特別な理由があれば話は別ですが・・・。


あるいは、歯科医院で顔のしわ取りを


受けたみたいと思うかどうか、


ヤフーやアメーバなどでアンケートをとってみても


面白いと思いますね。


今日もこれから深夜まで製作です。


それでは、また。


すずらん台矯正歯科