日本は、明治時代に、
ドイツ式栄養学を導入するようになってから、
食材の一部の栄養素で判断される傾向になったと
私は感じています。
私が子供の頃だった昭和30年代は、
肉が良質のタンパク質といわれていたものです。
その後は、肉や魚、野菜、ご飯など
30品目をバランスよく食べようという
食育活動が広がり、
青森県の教育委員会が発行した食育新聞でも
紹介されていました。
しかし、毎日30品目もの食材を食べている人は、
実際いるのでしょうか…?
「バランスよく食べる」という文だけでは、
聞こえがいいように思えるのですが、
食材にも長所と短所があるので、
お互いのリスクを見比べて、
リスクの少ないものを選んだり、
調理法が偏らないようにしたりするのが理想的というのが
私の考えです。
自然食研究所では、
健康維持や病気の予防を考えた
食生活についての講演や無添加料理教室を承っております。