今月15日、新潟市が、
知人からもらったミツバなどの野草を
卵とじにして食べた所、
強い苦みを感じた直後に
喉と舌のしびれとめまいの症状が出た
食中毒事故を発表しました。
新潟市の保健所では、
ミツバによく似ている毒草「キツネノボタン」を
誤って調理し、食中毒事故を起こしたと
断定しています。
野生のミツバは、国内各地の
湿った薄暗い山間で見かけます。
しかし、同じような場所に、
ミツバによく似た「キツネノボタン」という
毒草が生えていることがあります。
ミツバの柄は、無毛で、
ツヤツヤとしているのに対し、
キツネノボタンは、葉っぱの柄に薄い毛が生えていて、
葉を触るとザラザラとしているのが特徴です。
誤ってキツネノボタンを食べると、
口の中が腫れ上がる、
腹痛、下痢、嘔吐、
消化器官の炎症、呼吸麻痺を起こします
また、汁が肌に触れると、
かぶれや発疹が出る場合もあるので、
要注意です