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修士論文執筆のスケジュール~1年生編~
こんにちは
ドラマ好き税理士、を名乗る予定の綿雪です
今季は『silent』、『アトムの童』、『PICU~小児集中治療室~』を観ています
基本暗いのが好き
長澤まさみさんのやつも観たいんですけど、最初を見逃しちゃって
再放送or配信待ちとなります
すみません、もう1つ雑談!!
日本!
ドイツ戦勝利!
おめでとうーーーーーーーーーーーー!!!!!
ございます!!!!!
すごかったですねーー!!
私は昔からにわかサッカーファンで、
代表戦だけは欠かさず見るタイプですw
今回は22時キックオフでしたが、
小五息子と夜初めてテレビ観戦して大盛り上がりしました!!
コスタリカ戦も頑張れ!日本!!!
と、いうことでw、
先日、大学院の同級生から免除通知が届いたと報告がありました←急な展開w
免除通知の第2波が届けられているのかなと思います
私も同じくらいに提出したので、届くといいなぁ
と思っていましたが、どうやら波に乗り遅れた模様。
第3波を待ちます。。
ということで本日は、税法論文の執筆スケジュールを書いていこうかと思います
私の体験談ですが、まぁまぁスムーズに執筆できたかなと思いますので共有します
では、いってみましょう
1年生前期
●4月・5月:論文テーマ決定
4月18日、大学院の授業スタート
最初のゼミで、テーマ決定のコツを伺いました
ずばり、
書きやすいテーマとすること
自分の興味や実務に役立つことに重点を置くとテーマ選択を間違ってしまい、論文執筆に苦労するそうです
また、当然ですが、税法論文とすること。
テーマが税法のものでないと、免除要件を満たしません。
教授も見てくれるはずですが、自分でもそこの意識は必要です。
具体的には国税庁HPにある『税大論叢』等の中から気になるテーマを選ぶと良いと伺いました
税務大学校論叢(ろんそう)|研究活動|税務大学校|国税庁 (nta.go.jp)
また、ネット情報では、2択論争となっているものも書きやすいと見ました
「二重課税か否か」や「○○説vs○○説」のようなものですね
この情報から、私は『税大論叢』の中から3つくらいテーマを選んで、2回目のゼミに臨みました
そのゼミで教授にアドバイスをいただいて1つのテーマに絞りました
●5月·6月:論文の書き方を本とYoutubeで学ぶ&先行論文1つまとめて発表
修士論文の書き方の書籍を1冊と、ネット検索、Youtube視聴をして、
書き方の手順を一通り把握しました
読んだ書籍はこちら↓
租税法修士論文の書き方 https://amzn.asia/d/46WkIOV
論文の構成はほぼ決まっていて、
オリジナリティは不要です
はじめに
第Ⅰ章 概要
第Ⅱ章 裁判例
第Ⅲ章 先行研究
第Ⅳ章 検証
第Ⅴ章 考察
おわりに
私は上記のような構造となりました
1ページの文字数やフォント等は大学院や指導教授の指示に従う所となりますので、確認するか、ひとまず大体で書き始めて良いと思います
また、ゼミの課題として、先行論文1つを読んでまとめて発表しました
テーマ選定の時に参照した税大論叢の論文です
ここで自分の考えもまとめて発表しましたが、大前提が間違っていて、不勉強が露呈した感じになりました
でも優しくご教授いただき、
ほんと神教授でございました
●7月:参考論文集め&裁判例1つまとめて発表
インターネットでテーマに関連する論文を検索して集めていきました
それをEvernoteにリスト化して管理
また、関連論文の末尾に引用文献があるので、それも未収集文献としてリスト化しました
そう、Evernoteに2年間課金して、集めたものは全てそこに保存していく形にしました
ちょっとテンション上がって課金してしまいましたが、
実際はGoogleDriveやOneDriveでの管理で十分かなとも思います
また、ゼミの課題としては、テーマに関する裁判例を1つまとめて発表しました
6月に発表した論文内に出てきた裁判例の、
要旨、原告・被告の主張、裁判所の判断をまとめていきました
●8月:参考書籍集め
ここで初めて品川区大崎の税務図書室に行きました
図書室のご案内 | 公益財団法人日本税務研究センター (jtri.or.jp)
平日のみで、コロナの関係で2時間の予約制だし、子どもがいない時間にしか行けないしで、なかなか行けなかったんですよね
結局2年生の時にもう一回行ったのみでした
私はかなり少ない方だと思います
この資料館で7月にリスト化した未収集文献を探して、該当ページをコピーしました
なんと、貸出は有料会員しかできないんですよ
なので、1枚20円となかなか高いんですが、その場で厳選してコピーする方が安く済みます
ちなみにこの時に、その書籍の表紙も印刷することをお忘れなく
後々、どの書籍のコピーか分からなくなると使えなくなります
1年生後期
●9月~10月:参考カ所を読んで写す。
これはね、時間があったので、の工程ですね
図書館でコピーした箇所を何も考えずワードに写していきました
読んで必要カ所を写すことが最短なんですが、なにせ読むのが嫌いで嫌いで←
で、ワードに写しながら子どもと話したりできるので、好きな工程でした
この写す際に必須なのは、
引用文献の名称とページ数を明記しておくことです
リスト化した番号を用いて、「①p134~136」のように記しておきました
ここで第Ⅰ章の概要の材料は集まった感じです
●11月~1月:論文を書き始める&シミュレーション作成
思考の流れを意識して、
何も見ずに作文していきました
10月までで制度の概要は理解できたので、
ここからは考えるタイムです
なんでこのテーマにしたのか、
結論は何か、
どうしてこの結論に至ったのか、
先行者はどう言っているかといったところを、筋道立てて考えます
この時点の知識でいいし、今後調べる中で間違っていることもあるかと思いますが、大枠を決めないと進めないので、教授とゼミで話し合いながら思考整理しつつ進めました
具体的には、ロジックツリーのようなものを画用紙に書いていきました
木の幹に全体の流れ、それを立証するための枝葉を書き足すイメージです
この画用紙は、結構最後まで思考の整理重宝しました
また、後期のゼミではシミュレーションを作成していきました
二重課税問題の解決策として4つの案が提唱されていたんですね
その4つの案について、具体的数値を用いてメリットデメリットをまとめていく作業です
これを第Ⅳ章 検証として持ってきて、
ページ数も稼げてナイスアイデアでした
●2月~3月:何もせず。
確定申告等、何かと忙しい時期で、論文執筆関係は何もできませんでした
以上、1年生の修士論文執筆スケジュールでした
長くなったので、2年生のスケジュール感は次回まとめたいと思います
ちなみに私の指導教授は、かなり自主性に任せるタイプでした。
なので、ゼミでの宿題以外に自分で進めて行った感じです。
教授によって、テーマまで誘導されてしまう場合もありますし、様々かと思いますが、私の経験が参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました
ではまた~