いま、正午。
眼が醒めて、空腹を感じて、昼からステーキを喰らう。
なんだが、贅沢な人だと、思われそうだが……。
わたしは、そのとき身体が要求するものを喰うようにしている。
池波正太郎は「食は文化なり」と、〝剣客商売〟で江戸時代の食を紹介しているが、
四季のはっきりした日本ならではの言葉に思う。
子供の頃から、母の味に慣れ親しんでいた、わたしは、他所の食事が食べられず、変な子供に思われたはずだ。
父は酒飲みで甘いものを食べないので、ウチには砂糖がない。
すべての味付けは味噌醤油、塩である。
その味にならされていたので、口に含んだときに甘さを感ずると、もう食べれないのである。
東京に来ても、砂糖の入った卵焼きを一度食ってからは、寿司屋の卵焼き以外は絶対に食べない。一度口にしたら食べないわけにもいかず、つくった人に申し訳ないと思うからである。
ふと、再婚を考えたとき、もしその女性の味付けが甘かったらと、勝手な想像をしてしまう。
このところの天候で野菜は高騰。
日本の四季の旬な食べ物にワクワクするわたしとしてはなんとも悲しい限りである。
眼が醒めて、空腹を感じて、昼からステーキを喰らう。
なんだが、贅沢な人だと、思われそうだが……。
わたしは、そのとき身体が要求するものを喰うようにしている。
池波正太郎は「食は文化なり」と、〝剣客商売〟で江戸時代の食を紹介しているが、
四季のはっきりした日本ならではの言葉に思う。
子供の頃から、母の味に慣れ親しんでいた、わたしは、他所の食事が食べられず、変な子供に思われたはずだ。
父は酒飲みで甘いものを食べないので、ウチには砂糖がない。
すべての味付けは味噌醤油、塩である。
その味にならされていたので、口に含んだときに甘さを感ずると、もう食べれないのである。
東京に来ても、砂糖の入った卵焼きを一度食ってからは、寿司屋の卵焼き以外は絶対に食べない。一度口にしたら食べないわけにもいかず、つくった人に申し訳ないと思うからである。
ふと、再婚を考えたとき、もしその女性の味付けが甘かったらと、勝手な想像をしてしまう。
このところの天候で野菜は高騰。
日本の四季の旬な食べ物にワクワクするわたしとしてはなんとも悲しい限りである。