がん悪液質の原因の手がかりが
マウスの段階ではありますが確認できたそうです。
愛知県がんセンターや慶応大などのチームの発表によりますと
がんのマウスの肝臓でビタミンB3やビタミンB6などの働きが
大幅に低下していたことがわかったそうです。
これらのビタミンB郡は糖の代謝やエネルギーの産生、
アミノ酸の代謝など、栄養状態を保つために
欠かせない幅広い役割を持っているそうです。
なのでこれらのビタミンBの低下により
全身の筋肉量が減り、食欲が落ちて
栄養サポートをしても改善できず
体力が落ちて生活の質が大きく下がるのだそうです。
がん患者の直接の死因のうち
約2割を占めるとも言われるそうです。
今後の治療の手がかりとなる
素晴らしい研究発表であると思います。