iPS細胞(人工多能性幹細胞)でがんを治療する研究が
着々と進んでいるようです。
順天堂大のチームによりますと子宮頸がんを治療する
治験を来夏にも始めるとのことです。
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で発症し、
国内では年約3000人がなくなっているのは悲しいことです。
特に再発した患者は免疫機能が弱くなって進行が早くなり
既存薬や放射線治療などが聞きにくいそうです。
そこでiPS細胞による治療の登場となったようです。
内容は難しいのでごくごく簡単にですが
感染した細胞を攻撃できる免疫細胞「キラー細胞」を
健康な人の血液から取り出し、iPS細胞を作成し、
それをゲノム編集技術で拒絶反応が起きないように
遺伝子を改変した上で凍結保存するそうです。
なんだかよくわからないですがすごいことですね。
そして、それを再びキラー細胞に変化させ、
子宮頸がん患者に投与するそうです。
いったんiPS細胞にすることで大量に増やせ
免疫機能も高めることができるということで
素晴らしい治療法ですね。
実現が待ち遠しいです。