人それぞれ考え方は違います。
たとえ家族であったとしても考えはもちろん同じではありません。
各々が人生の最終段階まで
どういう医療やケアを受けることを望んでいるのか
なかなか話題にする機会も畏まっては持ちにくいものです。
そこで「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」という取り組みが
がん医療の現場で少しずつ広がっているようです。
このACPは2018年、人生の最終段階の医療に関する
厚生労働省の指針に盛り込まれていて「人生会議」という
愛称がついており国が推進しているそうです。
これには「私の人生ノート」という1章から3章まであるノートがあり、
その中の問に対して自分の考えを記入するようになっています。
その内容を医師、家族にしってもらい三者で話し合うそうです。
このことで本人の望みが理解でき、
方向性がはっきりするということです。
とても合理的なノートだと思います。
人間ですから考えが変わることがあります。
その時は書き換えて会議し直します。
一度実際のノートを見てみたいと思いました。