体を切らずにがん細胞をやっつけてくれ、
その上に正常細胞への影響も少ない
すぐれものの重粒子線がん治療装置ですが
既存の装置は体育館ほどの面積があるそうです。
想像を絶する大きさにとても驚きました。
そしてその施設費というと140億~320億円程度かかるそうです。
これまたびっくりです。
なので現在国内では7箇所にとどまっており、
1年で治療を受けられる患者数は
約4000人に限られているそうです。
この現実を打破すべく約40分の1の会議室程度の
小型化が可能で最新のレーザー技術を活用した
「量子メス」と呼ばれる次世代の重粒子線がん治療装置の
原型機を開発したと発表されたそうです。
この装置は量子科学技術研究開発機構(QST)などの
産官学チームにより開発され、
30年の実用化を目指しているとのことです。
小型化により普及しやすくなり
救える命も増えることでしょう。
素晴らしいことですね。