梅雨晴れや ところどころに 蟻の道
             正岡子規



    

​今日はちょっと微妙な天気でした
晴れたり雨が降ったりしていましたが
晴れている時の晴れ間を見て
上の句を思い出しました。
この俳句の意味は、
梅雨の晴れ間だところどころに
蟻が行列の道を作っている
という光景を作者の
情景とともに詠まれています。
この俳句は蟻の行列を
道という風に例えています
作者の方はきっと
蟻たちが永遠と並んで
巣に戻っている様子が

    蟻が道を作っているようだと
とらえて詠まれています。
そんな日常の些細な光景を
感想と共に詠まれている俳句で
とても親近感の沸く俳句であり
こんな小さい日常ももっと
豊かに表現して行きたいなと
思いました。