雷を おそれぬ者は おろかなり 
               良寛



    

​今日久しぶりに雷鳴を
聞いて調べていたら
上の句が見つかりました。
この俳句の意味は書いてある通り
雷を恐れないものは
愚か者だという作者の
考えが詠まれている俳句です。
この俳句が詠まれた当時はまど
雷の落ちるメカニズムがわからず
天が乱れた要するに
神様が怒っているとか
何か良くないことが起こると
考えられていた時代のため
こんな簡潔で書いてある通りの
意味が当たり前に共感を生んだんだな
と思います。
今でこそ怖がるものではありますが
対処法は調べれば出てきますし
私なんかは雷光が、
見えたら音が聞こえるまでを
測ってどこらへんに落ちたか
考えるぐらいに余裕がありますが、
確かに子供の頃はとても恐ろしく
この俳句に書かれている通りの事を
雷が落ちるたびに考えていました。