青芒 ぼうぼうとして 夏の海 
            原 石鼎


    

​帰り際の電車からいつも
 海が見えます。
最近の海は比較的穏やかで
 見ていると心が落ち着きます。
上の句は青ススキが
ぼうぼうと生い茂る夏の海の様子を
 読んだ俳句になります。
まだ青ススキは、見られていませんが
確かに日に日に
私の感じ方かもしれませんが
鮮やかで爽やかなそんな
色の海になっているような気がします。
これからきっとまた色が
鮮やかになって
人の声が響くそんな日が
来るんだろうな
 と思うと楽しみになってきます。
その時になれば青ススキも
生い茂り原石鼎が見た景色が
見れるかもと思うとそれも
楽しみです。