名月や 池をめぐりて 夜もすがら
             松尾芭蕉



    

​今日は私が住んでいるところでは
 月がよく見えました。
上の句は、名月が出ていて
月を見ながら池のまわりを回っていたら
夜が明けていたという俳句で
松尾芭蕉のその光景あの感動具合が
 伝わる一句になっています。
きっと空の上の月だけでなく
水面に映った月も
その上に反射した月光も
合わせてきっと幻想的で
忘れられない風景だったんだろうな
 と思っています。
私が見たのはそこまで
幻想的なものでは無いのですが
それでも久しぶりに見た時に
思わずこの俳句を思い出しました。
紹介するには季節外れですが
それでもこの俳句を出したくなりました
もし本当の名月を見れたら
松尾芭蕉が見たような
 光景を私も見てみたいです。


上の文中で
季節外れと書いていますが
名月は秋の季語なのでこの時期に出す
俳句としてはかなり季節外れ
となっている為です