袷着て ほのかに恋し 古人の句
                原石鼎


    

​最近昔の俳句や和歌を、
思い出す機会が増えてきました。
上の句は、袷という裏地のある着物を
着ることで古人つまり
昔の歌人の俳句を思い出す
という俳句です。
私は着物には縁がなく、
特段これがあったら古典文学を
思い出したり思いを馳せる
というようなことはないですが
良い景色を見たり
自分の心情が変化した時に
思い出したり調べたりして
古人のことに想いを馳せています。
そんな時別に詳しくもないのに
その古人のことが恋しくなるので
よくこの俳句は思い出して
いつも強く共感をして
嬉しく感じてしまいます