『いつしかに 春の名残と なりにけり 昆布干場の たんぽぽの花
              北原白秋


    
春も、もう直ぐ終わりといった時期になっていますが、
初夏の風が日々少しずつ感じられるような天気となりいよいよ落ち着いた時期も終わりを
告げると思うと一抹の寂しさを感じます。
こうゆう時期になってから、春らしいことができていないなと感じてしまいます。
そんなことを、考えている間にきっと目に映る花も夏のものに変わっていってしまうんだなと、少し悲しくなります。
でもそんな中でもまだ春の花が咲いているのを見て未だ春が続いていると感じられました
そんなことを考えていた時に、 
ふと上の和歌を思い出して
昔の人も惜しむように春という季節が過ぎるのを感じていたんだあと感じました。