マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜 -7ページ目

マタニティぽっとさん 〜産後うつ寛解からの妊娠記録〜

33歳。娘1人。旦那は仏のような人。
 
うつ病、産後うつを乗り越えて、再びマタニティライフステージへ。
 
喜怒哀楽、大波小波のメンタル忙しめぽっとさんの日常。

妊娠初期も終わりそうな今日この頃。




思い返せば、絶対生理が来るだろうという重い腹痛ののち、予定日にやってこない生理と、薬局で買った検査薬を片手にトイレへ行ったあの日。




妊活から半年、授かった命に喜んだ。




産後うつ経験者としては、うつ病の再発は常に恐怖であり、服薬しながらの妊娠を選択。




心拍確認ができる前後から、メンタルの不調がジワリとやってきて、ヒヤリと汗をかく。




根拠も理由もないのに「不安が襲ってくるのではないか」という不安。つまり予期不安と呼ばれるものだ。




この予期不安で、メンタルがゆらゆら揺れ始め、薬を増量することにした。




そして、メンタルの不調に追い打ちを掛けるように訪れたのは「つわり」。




水も不味く飲み込めず、寝込む日々が続き、辛い毎日だった。




特に夕方から、つわりもメンタルの不調も強くなり、日が暮れてくると、気持ちも太陽と一緒に落ちていった。




ただ、心は、戻れなくなるほど大きく落ちる事はなく、ギリギリの所を保ちながらも、私と一緒に日々を歩いてくれた。




個人的には、服薬を選択した事が大正解だったと思っている。




ホルモンバランスやつわりに、心揺さぶられながらも、妊娠週数が進み安定期が近づくにつれ、メンタルもつわりも回復。




青空が、私の目から見ても青空になった。




つわりと心の不調は完全に比例しており、「つわり、メンタルと共にあり」であった。




改めて、当たり前がいかに幸福で、美味で、鮮やかで、暖かなものかを知る。





こうして、もうすぐ私の妊娠初期は幕を閉じるのである。