こんにちは、森本弘美です。
手話をやっていると言えばよく聞かれる質問が「手話って世界中同じなの?」ということ…
音声言語ほどではないけれどいっぱいあるよ~というとホントに驚かれます。
日本手話を学んだ人でも手話は世界共通だと思っている人が多いという記事を読みました。
手話=ジェスチャーという認識で、誰が見て分かるという誤解が生まれているようですね。
日本は日本手話、お隣の韓国は韓国手話、音声言語では英語を話しているアメリカとイギリスはどうでしょう。
イギリスはイギリス手話、アメリカにはアメリカ手話があります。
全然違う手話を話しているんですよね。
するとデフリンピック(ろう者のオリンピック)や国際会議では世界中のろう者が集まるため不便ですよね。
そこで国際補助語の一つとして公式に用いるために国際手話が作られました。
一言で国際手話と言ってもその中には公式で使用される手話やただ旅行などで交流している時の手話などいろいろあります。
世界共通だったら便利なのに~と思うかもしれませんが、音声言語も手話もあり得ないですね。
人の数だけ言葉も多様!それが自然なんだと思います。