前々回の記事で「低速が気持ちいい」と書いたので
しばらくこのままの仕様で楽しもうと思いつつ
やはり50ccのマフラーのままでは高回転が回っていません。
いずれはマフラーも交換して効果を見ようか、と
下調べだけしていましたところ。
前回の記事のとおり、青春18きっぷがあと1枚余っている。
そして、中古部品販売の大手量販店のちょっと遠いところで
特売のマフラーが販売されているではないですか。
前倒しになりますが、中古部品の神が、微笑んだ(知らんけど)。
学研都市線松井山手駅が最寄りとなりますが、
片道3.8kmの徒歩となります。良い運動ですね。
行きは丘の上の駅から淀川に向かってゆるい下り坂ですが
マフラー推定重量5kgを背負って、帰り道はちょっと大変です。
昔の兵隊さんが小銃を肩に背負って手で支える、
アレが一番疲れないと知ってしまいました。すごいぜ。
良くは知りませんが大筋で言って小銃みたいな形状です。
上が50cc用、下が110cc用です。
あっ、ここでも純正流用のスタイルは堅持します。
なおお値段は1600円税別でした。素晴らしい。
取付けするまえに比較してみます。左が50用、右が110用です。
入口と出口の口径は大差ないようです。
しかし50用はこぶ状のチャンバーが設けられていて、
110用はストレート形状になっています。
それぞれ中に触媒が入っているのでしょうが、
110用の方が排気効率はよさそう。
これならポン付けだろう、と高をくくっていましたら何と!
後ろのステーをボルト止めすると排気ポートに合ってきません。
え?取付寸法のピッチ、違うの?
いっぽうエキパイの外径やフランジボルトは問題なく付きそうです。
(あとからTさんに聞いたら、50と110ではストロークが違うので
当然シリンダー高さが増えるのが理由でした。まあ、そうか…。)
簡単だと思っていたので自宅でやってましたが
店に電動工具を取りにいきます。30分のロス。
単純な丸穴を容赦なくザックリと切断して長穴加工しました。
裏に鉄板が打ってあるので、強度は大丈夫でしょう。
追加工がうまく行き、無事に車体に取付けできました。やれやれ。
50用はチャンバーのせいで外すのが微妙に知恵の輪なのですが