12年ぶりの新型ヘルメット。 | 酋長のひとりごと

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ようやく歴代のブログを1本にまとめました。最初からお楽しみ下さい。

2021年4月より、「夏男のひとりごと」に名前が変わりました。が、「それではつまらん」と外部からのご指摘を先程受けまして、戻します。てへっ☆

確か2011年の2月に買い替えたヘルメットですが、あれから11年と半年、

全く更新せずに使っておりました…。

メーカー推奨の買い替え時期が5年なので、これはもうあるまじき行為ですが

転倒しないと買う機会がないのよね…。

 

ということは少なくとも、その間は安全運転に徹しているという事ですが

次もアライのラパイドシリーズ、となると、アライ、ぶっちゃけ高い。

定価で5万円を軽くオーバーしています。

いつの間にかアライ、ハイエンドメーカーとして舵を切ったみたいですね…。

もう少し現実的な価格のメーカーとして、国産ならOGKがありますが

歴代のOGKが、どうもデザインがおじさん向けではなく

それはそれで数年間二の足を踏んでいました。

 

いや…最近、ちょっとマシになったか?とこの間娘と行った量販店で思い直し、

ついに重い腰をあげて購入を決心しました。

 

 

なにぶん初めて買うメーカーですので、

ヘルメットにわりとこだわる私は慎重を期し、

お試しのつもりで長期在庫品を格安購入してみました。

フルフェイスのカムイ3もあったのですけれど

せっかくお試しするなら普段かぶったことのない。うーん。

 

…ジェットヘルメットのエクシードに急遽決定です。

お値段半額だったから、失敗しても良いでしょ(笑)。

 

 

帽体の後ろが空力付加物の突起でヌメヌメしているものが

良いと分かっていてもどうしても相いれないのですが

エクシードはそんなに違和感がないので○でした。

これならおじさんが被っていてもおかしくあるまい。

 

 

最近のヘルメットは防眩対策に、インナーシェードを装備しているんですね。

いちいちサングラスを掛けなくても良いので、これは便利だ。

あと、戦闘機のヘルメットみたいでテンションが上がる(笑)。

 

 

歴代の全てのヘルメットのバックルはDリング式で

絶対脱げないだろうという気迫がすごいのですが

事故のあと救急救護の時に脱がせにくい、という経験が私にもあり

その結果安全性と脱がせやすさを両立した新型バックルになっています。

赤いベルトを引っ張ると、ヘルメットの構造を知らない人でも

簡単に脱がせられるよう工夫されています。

 

 

これはモデルのコンセプト上の作り分けもあるのでしょうが

被る時に帽体が柔軟性があるというか、脱着がラクです。

当然被っている時のフィット感は落ちるんじゃないか…と思いましたが

シールドを閉じると本体の赤丸部分にある爪にかかり、

帽体の顎の部分がキュッと締まるという仕組みがありました。

大したことのないことのようにも見えますが

被りごこちは結構良くなります。これはすごい!

 

 

買ったその日にもう使います。

そこまで作り分けが違うとは思っていなかったのですが

フルフェイスと比べると視界が格段に広いです。

特に下方視界が良く、いちいち覗かなくても計器類が見やすいです。

ほとんどヘルメットを被っていないみたいだ。

頭に当たる内装がフンワリしていて優しいというか、その辺も良いです。

 

エクシードは特定の首の角度で風切り音が大きく、

これがGPZのポジションにジャストフィットの位置なのですが

耳の周りに大きめの空間があり、これは多分インカムを付ける都合でしょうか。

この空間にスポンジなどを詰めてふさぐようにすれば

風切り音は緩和されるとみました。

 

 

長年の激務お疲れ様でした。ラパイドSR。

びびって一応こまめな点検とお手入れは欠かさなかったせいか、

内装が色あせて変な色になっている以外は見た目には健康です。

いまヘルメットが1個しかないので、非常用の予備に取っておきますが

我々世代の風物詩、ドラえもん色に塗るのもいいな。