オープン前?コース試乗。 | 酋長のひとりごと

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ようやく歴代のブログを1本にまとめました。最初からお楽しみ下さい。

2021年4月より、「夏男のひとりごと」に名前が変わりました。が、「それではつまらん」と外部からのご指摘を先程受けまして、戻します。てへっ☆

去年辺りからの情報でしょうか、
近所の材木店さんとバイク店さんから
近所の山奥にオフロードコースを作ってるから
一度遊びにおいでよ、といわれておりまして。
そのときはもうオフロードバイクもないし、
行ったらやりたくなっちゃうからな…と
ちょっと遠慮していたのですが、
新型トランポ、そして若手からの要求、
そして修理でバイクも預かってしまったので
これは行って試運転しないとなあ(笑)。
http://www.mizoguchi-auto.com/
溝口オート商会さんの公式HPは
こんな感じなのですが、
「おお、ちょっと行ってみてくれよな!」と
すぐに使用の快諾を頂きました。
H根市中心部のうちの店から車で40分、
転落が心配な細い舗装林道を上がって行くと
「オフロードワールド保月」が
突如あらわれました!
 

先に調べた結果のコース図を書きたいと思います。
というか作ってる最中なので、
コース図作成も公開も初かも知れん。
基本的に山林のど真ん中ですので、
高低差が大きいダイナミックなコースです。
スキー場みたいなものだと思って頂けましたら。
茶色い丸が例えるならリフト乗り場でしょうか、
緑色が初級者用の周回コースです。
初心者のトレーングにはここだけでも
充分楽しめます。
そしてメインは4本のヒルクライムです。
名前は便宜上勝手に付けちゃいますが、
赤い坂がフラットでスピードが乗る「鉄砲坂」
黄色が荒れていてテクニカル「切り株坂」
青色がタイトターンの連続「九十九坂」
桃色が赤土急勾配の「ヌタヌタ坂」としましょう。
 
 
「リフト乗り場」から撮影します。
ちょっと駐車場が狭いので、トランポはまとめて
乗り合いのほうがいいのかな…。
矢印の色のとおり、鉄砲坂と切り株坂の
登り口はここからです。
 

周回コースの奥です。
ちょっと見にくいですが、手前矢印の先に
2連のジャンプ台があります。
小さいですかかなり尖っているので
荷重移動に注意して通過したいポイントです。
2つめの矢印が左に登るタイトターンです。
登りながら九十九坂と合流するので
思ったより処理が難しく、
周回タイムを分けるポイントでしょう。
 

鉄砲坂にアタックします。
この坂が一番簡単だと思われますが、
斜度がかなりあるので不安になる(笑)。
路面は硬質フラットですので
走行ラインを組み立てる必要はないですが
シフトアップすると失速して停止するので
2速、非力なマシンなら1速で
アクセルワークのみで登ることになります。
 

切り株坂は荒れているうえに
左右に回り込みながら登っていくので
ラインの組立てが必要になります。
ハイライトは由来にもなったS字のすぐ先に切り株、
すぐ先に石の露出というやらしい障害物たちです。
①イン寄りだけど状況のいい真ん中から進入
②軽くテールスライドで方向転換切り株回避
③トラクションを戻して再加速、という
初心者には難しい操作が必要となります。
インに着け過ぎると別の切り株に衝突します。
 

上りきった頂上はなかなかの絶景です!すてき!
上まで登れたら祝杯を上げたらいいよ。
下をみると結構目も眩む急坂ですが、
九十九坂とヌタヌタ坂は上級過ぎて
まさかのレポート不能です(笑)。
九十九坂は鋭角ターンに急勾配なので
最悪降りて押せば通過できるのですが
ヌタヌタ坂は斜度30度くらいの
湿った赤土ですので
トレールタイヤではムリ!
公道走行不可のタイヤ持って来いよ。
全体としてはゲロ系エンデューロまでは難しくないが
難易度中級の、練習ポイントも押さえて
バランスの取れた名作コースと言えるでしょう!
 

しかもおまけに、帰り道には川遊びポイントもあり
熱中症になりかけた皆様もキンキンに冷えた
鈴鹿山脈から湧出の清流にダイブ!
(ウソです。あんまりやらないように。冷たいから。)
遊んでいたら土地を提供して頂いている
川添材木店のおじさんに遭遇してしまい、
「何や、泥坂上がれんて、いや行けるがな!」と
ハッパをかけられてしまいまして、
この人トライアルでもやっていたんだろうか…。
「奥にな、長い林道コースあんねん。知らん?」
まだあるの?次回行ってみたいと思いますが
…KSRをレーサーにおろすかのう…。