このブログの読者の方はご存知かと思いますが、俺は精神疾患を持っています
かれこれ8年間ほど、病気を抱えながら生きています

発症した当初は症状も酷く、悪口を言われているなどの幻聴の症状があり
おかしな行動を取ったことも

現在は病気は緩解し、日常生活の多くは問題なく過ごしています
たまにメンタルが不調になるときがありますがね
在籍していた医学部は退学しましたが、その後大学院を卒業し
無事に就職して現在に至ります

一旦はニート生活になったわけですが

その時の俺を何が支えたかと言うと「人」です

病気を抱え、周りにそれをカミングアウトするのか迷った時期がありました

これまでの人間関係が壊れる事が怖かったのです
ですが、勇気を出してカミングアウトしてみると友人たちの対応は今までと変わりませんでした
それが社会復帰に向けて大きな原動力になったのですね


精神疾患を抱える人にとって偏見の目と言うのは怖いものです
「あいつはキチガイだ」
とか言われることが怖いですが
そんな事を言う人はほとんどいないし、いたとしても関係をやめてしまいましょう
病気から再起する事を応援してくれる友達の方が圧倒的に多いのです

そんな人たちが困難を乗り越えるときの原動力になります
「自立とは依存先を増やすことだ」というメンタルヘルスケアの言葉もあります
精神疾患を抱える人たちに依存先が少しでも増えますように

勇気を出して自分をさらけ出すことも大事なのです