スーパースポーツバイクの年代での設計やトレンドの違い。 | KEN ituki

スーパースポーツバイクの年代での設計やトレンドの違い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 
 
 
 
 

 

 

1980年代のころに設計されて造られた1000ccの

スーパースポーツバイクと、2024年に近い近年に

 

設計されて製造された1000CCの

スーパースポーツバイクの

 

エンジンレイアウトトレンドについて

これらの動画を見るとわかるかと思います。

 

1990年頃の同じ1000ccのエンジンは

L字型をしていて、エンジン全長は比較的長く

 

2024年に近い1000ccのエンジンは

エンジンの全長が長く

 

基本的にはクラッチ関連の動力伝達系の

金属シャフトやクラッチ版クラッハウジングなどが

 

L字型のエンジンクランクケースの側

下面に近い部分よりも、それらの重い

 

金属シャフトやクラッチ関連のパーツが

1980年末期に頃に設計されたオートバイよりも

 

エンジンパーツの重心位置が上部に

移動してきていて

 

このエンジンをスーパースポーツ系のオートバイの

フレームやレース専用車の車体フレームに搭載するので

 

近年のこの手の大排気量スーパースポーツバイクや

1000ccのレースバイクは

 

ちょうどフロントラジエター下の

フロントタイヤの後端の15cm位の場所に

 

オートバイの金属の塊としての

エンジン全体のマスが極端にその部分に重く

 

金属のティアドロップの固まりとして

バイクフレームの前方下部に重みが集中して

取り付けられているので

 

1990年代のような、バイクフレームの

フロントタイヤと、リアスイングアームの

 

取り付け部のピボッドまでの、わりと低重心した

エンジン重量のフロントタイヤの後方から

 

スイングアームピボッドまでの

前後均等化を意識して設計された

 

バイクのフレームやエンジンの

重量配分には

 

現在のジオメトリーの

世界でレースを戦うレース用の1000ccの

 

スーパースポーツのバイクや

レース用のオートバイの設計ジオメトリーと

 

慣性マス集中化の重心位置では明らかに

違いがあり

 

この点が現在の1000ccのレースバイクや

スーパースポーツのバイクでは

 

ブレーキングからの

倒立フロントフォークからの剛性と

 

バイク車体本体のフレームの

ステムベアリング取り付け位置から

 

メインフレーム後端のスイングアーム

 

ピボットやエンジン後方のエンジン

取り付けボルトまでの強度と強い

剛性に頼った

 

フロントステア中心の本来は

コーナリング時の車体のバンク角は

 

最小限でも鋭く素早く旋回をこなして

行ける基本的なエンジンや

 

車体の設計的な

構造になっている車体を

 

それに強大なエンジントルクと

馬力を組み合わせ

 

膝と肘を擦るようなライダーのセンスに

まかせた、曲乗りに近い

 

といってもいいような

膝と肘を擦るバンク角まで

 

オートバイを寝かせて旋回をし

コーナーの立ち上がりで

 

いち早くスロットルを開けて

強烈なエンジンパワーを路面に

 

伝えようとしてスロットル全開の

加速できる姿勢まで

 

持ち込もうとしても

それはリアタイヤにトラクションが

 

かからずにハイサイドの転倒や

リアからのスリップダウンを

するだけで

 

その点を装着する

ウイングやエアロのダウンホースで

 

リアタイヤのたりないグリップを

補おうとする点と

 

電子制御のトラクションコントロール的な

エンジン出力をコーナリング加速姿勢に

あわせた

 

燃料点火マッピングにしたところで

フレームの基本的なジオメトリーからくる

 

場面場面で違うコーナリング時の

その瞬間の状況に求められる

 

適正なエンジン出力とトルクと関係と

エンジンと車体の搭載重心位置や

 

マスの集中下位置の関係が

オートバイの前後のタイヤのグリップ力や

 

旋回時の前後のグリップバランスを

生み出してくる問題なので

 

この点が設計や会社のトップが秀才で

学校の勉強ばかりの机上の空論に

重きを置くと

 

現場の有能な経験のあるエンジニアの

それ以上に優れる見解と見識、解決策などが

 

吸収されずに灰燼に

喫することになるのでこの点を良く考えて

 

運営しマシンやエンジンを設計してゆくと

復調に向けたいろいろな解決方法や

解決策が生まれてくるかな。

 

会社のトップや経営陣は現場のことを

熟知して、そもそも各個人のエンジニアの

 

出来ることを全て自分で出来て

こなせる位の超強力で強烈な

能力でもない限り

 

それらのことを理解することも

聖徳太子 並みに難しいことで

 

総一郎のすばらしさと偉業は

車やバイクを本当に機械的に

 

物理的によく

熟知していたからなだと思うけどね。

 

 

近年のスパースポーツの

オートバイレースでは

 

サーキットの中低速の右コーナーの

侵入で右足を地面について

 

コーナリングをする場面が時々

見られると思いますが

 

それも近年のその手の

バイクがフロントタイヤの

 

ステアバランスを中心とした

車体全体の作りになっていることを

示していて

 

レース中のバトルシーンが接近戦の

バトルがあまり見られないことも

 

この車両の旋回特性のバランスから

くるものなはずなので

 

もういちど設計的に

そのあたりを

 

振り返ってみると良いかな

なんて思います。